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追加インタフェースを設定するためのベスト・プラクティス
Answer ID 7473   |   Last Review Date 04/28/2019

サイトに別のインタフェースを追加します。追加インタフェースを設定するためのベスト・プラクティスがありますか?

環境:

マルチインターフェースサイトの設定

複数のインタフェースにより、1つのナレッジ・ベースおよび1つのデータベースを保持しながら様々なオーディエンスに対して別個のエンドユーザー・サイトおよび異なる情報を提供することができます。

注意:追加のインタフェースは課金対象項目です。価格とオプションの詳細については、アカウントマネージャーにお問い合わせください。

解決策:

下に示すベスト・プラクティスをOracle B2C Serviceプロジェクト計画と併せて使用してください。

Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントをご覧ください。

インタフェース間で共有されるサービス機能の概要については、アンサーID7331: 複数のインタフェース間で共有されるサービス機能を参照してください。


ナレッジ・ベース全体について1人のプロジェクト・コーディネータを特定する。
Oracle B2C Serviceアプリケーション全体に責任を持つ1人の担当者を特定します。このプロジェクト・コーディネータは個別のインタフェースのアプリケーション所有者と協同して、ナレッジ・ベースの全体的な整合性およびユーザビリティを確保します。
トレーニングを受ける。
複数のインタフェースについて記載されている上記の章およびドキュメントを読みます。これは、データベース全体の整合性を維持するための重要なステップです。インタフェースを使用するすべてのスタッフが、アプリケーションの使用方法に関するトレーニングを受けるようにしてください。
インタフェースごとに適切なエンドユーザー表示(ブランド)を計画する。
各インタフェースのエンドユーザー・ページを、Webサイトに対して、およびターゲット・オーディエンスによる使用に合わせて適切に構成する必要があります。これにはインタフェースのURL、サイトの外観と使用感、使用されるカスタム・テキスト(つまりカスタム・メッセージ・ベース)の決定などが含まれます。
複数言語インタフェースを計画する。
異なる言語を使用するインタフェースを実装する場合、複数の言語インタフェース全体でその言語が実装される方法の基準を評価することがきわめて重要です。複数の国で共通の言語を使用し、サイトにアクセスする場合もありますが、それらの国では、異なるコード、用語および情報を表示するための基準が使用されている場合もあります。

たとえば、フランス、ベルギー、カナダおよびスイスでは、主要言語としてすべてフランス語を使用しています。エンドユーザー・ページに情報を公開する際、単にアンサーを言語にタグ付けするだけでは、その国にとって正しい情報とはならない場合もあります。適切な事前計画によって、サイトのパフォーマンス低下を防ぐことができます。

さらに、インターフェイスの言語パックは、インターフェイス作成時にのみ適用できます。 これに関する追加情報は、アンサーID10156: インターフェースの言語を変更する を参照してください。
1つのインタフェースを構成することにより、別のインタフェースへのアクセスが可能になる。
インタフェースの構成タスクを受け持つスタッフが管理機能にアクセスするとき、そのスタッフには別のインタフェースに関連付けられた情報が表示されます。複数のスタッフがフル・アクセスでサイトを構成している場合に、スタッフが管理ページにログインするとき、他のインタフェースに関する情報もスタッフに表示されるということをスタッフが理解しておくことがたいへん重要です。

たとえば、スタッフ・マネジメント・テーブル、カスタマイズ項目テーブルおよびカスタム・フィールド・テーブルにアクセスできるスタッフは、自分独自のインタフェースだけでなく、すべてのインタフェースへのスタッフのアクセスおよび表示に影響を与える能力を持ちます。このことから、自分のインタフェースだけでなくナレッジ・ベース全体で起きていることをスタッフに意識させる1人のプロジェクト・コーディネータの重要性が、さらに説得力を持つようになります。

これに関する追加情報は、アンサーID7331: 複数のインタフェース間で共有されるサービス機能 を参照してください。
一部の情報は当該インタフェースを通じてのみ構成される。
ほとんどの機能は、ログインしているインタフェースに関係なく構成可能ですが、一部の項目は、異なるインタフェースの管理ページにわたって共有されていません。このような場合、構成するインタフェースの管理ページにログインする必要があります。
一部の情報はすべてのインタフェースにわたって共有される。
複数のインタフェースを管理する場合、一部の情報はインタフェースをまたいで共有され、ビューまたはプロファイルを使用して制限することができないことに注意してください。たとえば、アンサーにするためのインシデントが公開申請された場合、アンサー・レコード内で使用する「インタフェース」フィールドがないため、アンサーは初期状態ではインタフェースでソートできません。公開申請されたインシデントを管理するには、代わりにプロダクト、カテゴリまたはカスタム・フィールドの使用を検討してください。同様に、連絡先および組織はインタフェース別に指定されません。
アクセスについてのスタッフのニーズを定義する。
複数のインタフェースを構成する場合の主要なタスクは、スタッフのアクセス権の計画と構成です。それぞれのスタッフがらアクセスする必要がある情報を決定し、それに応じてビュー、プロファイルおよびスタッフ・グループを構成します。特権を付与する情報をインタフェースごとに決定することから始めます。それぞれのスタッフがアクセスする必要がある情報は何ですか。スタッフはインタフェースをまたいで情報にアクセスしたりインシデントを割り当てたりしますか。構成を実行するとき、適切なスタッフに対して表示およびプロファイルをテストします。

追加情報:
 
各エンドユーザー・インタフェースのコンテンツを決定する。
プロジェクト・コーディネータによって導かれる1つの主要な計画マイルストーンは、プロダクトおよびカテゴリに関するアンサーの表示と、インタフェースごとのアンサーのアクセス・レベルを決定することです。このアクティビティは、発生することがあるラベル付けの課題の特定にも役立ちます。

追加情報:
Answer 7512: 異なるインタフェースへの異なるアンサーの公開  
アンサー・コンソール特権およびアンサー公開プロセスを定義する。
ナレッジ・ベースに新しいコンテンツを追加するための責任者を決定します。また、新しいアンサーを確認して公開するための方法のプロセスを定義します。これにはインシデントに回答するスタッフのための公開申請定義プロセスと、新しいアンサーの公開プロセスが含まれます。同じ言語の複数のインタフェースがある場合、それぞれのインタフェースに公開するアンサーを理解しているアンサーに関する1人の全般的な所有者と、各インタフェース用の1人の所有者を割り当てることをお薦めします。
各インタフェースに使用するビジネス・ルールを決定する。
既存のビジネス・ルールを見直すための時間をとり、当該インタフェースに使用するルールを決定します。それぞれのビジネス・ルールがすべてのインタフェースにわたって適用されるかどうかを判別します。そうでない場合、次にルール内でIF条件を使用して、ルールが適用されるインタフェースを指定します。

さらに、各インタフェースのタイムゾーンおよび業務時間の設定と、新しいインタフェースのエスカレーション・ルールにこれらが及ぼす影響についても検討してください。異なる言語を使用するインタフェースは、異なるタイム・スタンプを含むことがあります。そのインタフェースを使用するターゲット・オーディエンスの関連するロケールについて、環境設定TZ_INTERFACEを設定することが必要な場合もあります。

追加情報:
Answer 7581: インシデントのルールの設定のベスト・プラクティス  
言語ごとのメールボックス。
サポート・リクエストをEメール経由で送信することを許可する場合、言語インタフェースごとにメールボックスを作成します。たとえば、データベースにフランス語、ドイツ語および英語の3つのインタフェースがある場合、インタフェースごとに別々のメールボックスを作成します。これにより、SmartAssistant提案ソリューション、受信Eメール・メッセージおよび応答Eメールが適切な言語であることが保証されます。また、メールボックスを別々にすることで、適切なスタッフにEメールが転送されることが保証されます。 

追加情報:
Answer 1476: Configuring mailboxes to support multiple language interfaces

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