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複数のインタフェース間で共有されるサービス機能
Answer ID 7331   |   Last Review Date 03/18/2019

複数のインタフェースでどのサービス機能が共有されていますか。

環境:  

インタフェース, カスタマイズ項目, アプリケーション構成, サイト管理  

解決策:

Oracle B2C Serviceアプリケーション内では、複数のインタフェースでいくつかの機能が共有されていますが、一部の機能は常にインタフェース固有のものです。一部の機能では、あるインタフェースでは有効にでき、別のインタフェースでは有効にできないように、項目を表示する場所を構成することができます。

 

インタフェース間で共通の機能

次の機能は、常にインタフェース間で共有されます。次の機能のいずれかに項目を追加した場合、その項目は他のどのインタフェースからでも表示でき、アクセス可能になります。

インシデント・ステータス:インシデント・ステータス全体のリストがすべてのインタフェースに表示されます。
アンサー・ステータス:アンサー・ステータス全体のリストがすべてのインタフェースに表示されます。
ルール:レコード・タイプごとに、いつでも有効にできる1つのルールセットがあります。このルールセットは、すべてのインタフェースについて、そのタイプのすべてのレコードを規制します。たとえば、インシデント・ルールセットは、そのインシデントがどのインタフェースから作成されたかに関係なく、すべてのインシデントを規制します。

インシデント・ルーティングについては、インタフェース・フィールドまたはメールボックス(インタフェース固有)を使用して、特定のインタフェースからのインシデントを処理します。ただし、全体のルールセットはすべてのインタフェース間で共有されます。
組織と連絡先:組織と連絡先のレコードは、すべてのインタフェース間で共有されます。主に特定のインタフェースに関連付けられているものとして、フラグを特定のレコードに設定するカスタム・フィールドを作成できます。
プロダクト・リンク:プロダクト・リンクが有効になっている場合、すべてのインタフェースで有効になっています(プロダクト-カテゴリ・リンクまたはプロダクト-ディスポジション・リンク)。
 

インタフェース間で共有されない機能

次の機能は、常にインタフェースごとに別々に構成されます。異なるインタフェースでも、複数の機能が同じ値になるように構成できますが(環境設定など)、構成はインタフェースごとに別々に行う必要があり、結合構成を共有しません。項目を追加または編集しても、その機能が他のインタフェースでどのように使用されるかには影響しません。

メールボックス:メールボックスは構成中のインタフェースに固有のものです。メールボックス・テーブルを参照すると、そのインタフェース用のメールボックスだけがリストされています。他のインタフェースについては、アドミン・コンソールから「サービス・メールボックス」テーブルにアクセスする必要があります。
環境設定、メッセージ・ベース、ファイル・マネージャ:インタフェースはそれぞれ、環境設定、メッセージ・ベースおよびファイル・マネージャを使用して別々に構成できます。1つのインタフェースでの設定またはメッセージ・ベースに対する変更は、本質的にグローバルではありませんが、AR_AUTO_ENABLE設定は例外です。AR_AUTO_ENABLEがあるインタフェースで有効になると、すべてのインタフェースに反映されます。

注意:「環境設定」→「サイト構成」を選択し、続いて「設定」、「メッセージ・ベース」または「ファイル・マネージャ」を選択すると、環境設定エディタの左側のフレームに沿ってインタフェースがリストされます。適切なインタフェース名をクリックして、別のインタフェースの環境設定ファイルに切り替えます。
レポート:アクセスできるレポートおよびビューのリストは各インタフェースで独立しています。つまり、あるインタフェースでカスタム・レポートまたはビューを追加しても、そのレポートまたはビューは、自動的には他のインタフェースにリストされません。

レポートまたはビューの別のインタフェースへのコピーは可能です。項目をコピーするときに、コピーの保存先のインタフェースを指定するように「インタフェース」メニューを設定してください。

注意:あるインタフェース内から、複数のインタフェースからのデータを表示するビューまたはレポートを構成できます。これにより、ある1つの場所から複数のインタフェースのレコードへのアクセスが可能になります。一部のレコードについては、プロダクト、カテゴリ、スタッフ・メンバーなど、表示に関する考慮事項のために、別のインタフェースでアクセスできる場合も、できない場合もあります。
エンドユーザー・ページ:エンドユーザー・ビューと環境設定の両方、メッセージ・ベース、およびファイル・マネージャは、インタフェースごとに独立しているので、エンドユーザー・ページの構成はインタフェースごとに独立したものになります。
ワークスペース:ワークスペースのリストはインタフェースごとに一意です。あるインタフェースから別のインタフェースへのワークスペースのコピーは可能です。ただし、利用可能なワークスペースのリストについては、インタフェースに固有のものです。
ナビゲーション・セット: ナビゲーション・セットは特定のインタフェースに対して一意のものです。様々な機能をそれぞれのインタフェースで有効にできるので、ナビゲーション・セットはあるインタフェースから別のインタフェースにはコピーできません。
 

インタフェース間で構成可能または部分的に共有される機能

いくつかの機能は複数のインタフェース間で同じリストを共有しますが、特定のインタフェースで特定の項目を有効または無効にする場合があります。このような場合、管理者は通常、任意のインタフェースのシステム環境設定コンソールから全体のリストを編集できますが、コンソールまたはエンドユーザー・ページに表示される要素は、表示属性の構成に応じて、個々のインタフェースに対して有効にすることも、複数のインタフェースに対して有効にすることもできます。機能/フィールドはどのインタフェースからでも編集および構成できますが、そのインタフェース内のコンソールに固有の値を表示、または非表示にすることができます。

スタッフ・プロファイルおよびスタッフ・アカウント・テーブル:「環境設定」→「スタッフ・マネジメント」領域で構成したスタッフ・プロファイルおよびスタッフ・アカウントはどのインタフェースからでもアクセス可能です。つまり、スタッフ・プロファイルとスタッフ・アカウントのリストは、すべてのインタフェース間で共通しています。

特定のプロファイルでは、特定のインタフェースへのアクセスのみを許可できるため、そのようなプロファイルは特に個々のインタフェースに使用するように構成できます。この結果、スタッフ・アカウントは、特定のインタフェースにログインする機能のみを許可するプロファイルを使用するように構成できます。
サービス・レベル契約、回答要件および休業日:SLA、回答要件および休業日のリストは、すべてのインタフェースで共通しており、どのインタフェースからでもアクセスして編集や更新を行えます。回答要件自体はインタフェースごとに個別に構成されます。休業日は、複数のインタフェースに対して有効にすることも、特定のインタフェースに対してのみ追加することもできます。

SLAはすべてのインタフェースで共通しており、どの連絡先または組織レコードにも適用できます。SLAは優先アクセスにも反映されるため、特定のインタフェースからのみアクセスできるレベルへのアクセス件を付与します。
プロダクトとカテゴリ:完全なプロダクトおよびカテゴリ・テーブルは、表示属性について個々の項目がどのように構成されているかに関係なく、どのインタフェースからでもアクセスできます。このため、管理者はどのインタフェースからでも、プロダクトおよびカテゴリを編集できます。

管理またはエンドユーザーの表示属性については、個々のプロダクトまたはカテゴリごとに有効にできます。したがって、アドミン・コンソールおよびエンドユーザー・ページでインシデントがリストされているプロダクトとカテゴリのリストは、それぞれの要素の表示属性がどのように構成されるかに応じて、個別である場合も、共通する場合もあります。

どのインタフェースでもアドミンの表示属性についてプロダクトまたはカテゴリが有効な場合、アンサーを編集するときに、どちらかの「関連」タブのすべてのインタフェースでその値が表示されます。

通常、アドミン・コンソールからアンサーを編集するときに、プロダクトまたはカテゴリ全体のリストが表示されます。エンドユーザー・ページの「アンサー」ページにリストされたプロダクトおよびカテゴリは、「エンドユーザー表示属性」チェックボックスで制御されます。
アクセス・レベル:「サービス環境設定」→「カスタマイズ項目」→「アンサー・アクセス・レベル」テーブルのアクセス・レベルのリストは、すべてのインタフェース間で共通しています。さらに、リスト全体があらゆるインタフェースのアンサー・コンソールに含まれます。アクセス・レベルのエンドユーザー表示は、インタフェースごとに個別に有効または無効にすることができます。
カスタム・フィールド:カスタム・フィールドの全体のリストは、どのインタフェースからでもアクセスおよび編集できます。ただし、特定のカスタム・フィールドについては、構成に応じて特定のインタフェースに固有の使用を有効にすることも、複数のインタフェースでの使用を有効にすることもできます。カスタム・フィールドの表示設定の詳細は、Answer ID 1102: Visibility Settings for Custom Fieldsを参照してください。

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