Oracle B2C Service メールボックスのアドレスの名前を変更するにはどうすればよいですか？

環境:

メールボックス, サービスとアウトリーチ 
Oracle B2C Service, 全てのバージョン

解決策:

受信メールに関しては、単にメールボックスの名前を変更することはできません。 代わりに、新しいメールボックスを作成して、既存のメールボックスを置き換える必要があります。
既存のメールアドレスを置き換えるには、古いメールボックスの使用を段階的に廃止できるように、両方のメールボックスが存在し、一定期間機能するようにする必要があります。 このようにして、既存のまたはより古いインシデントに返信する顧客は、既存のボックスから受け取った電子メールに返信することができます。 1か月程度の時間が経過すると、新しいメールボックスですべての電子メールが処理されるように古いメールボックスを無効にすることができます。

以下の手順では、既存のメールボックスを置き換えるための処理の概要を示します。

1. 新しい名前と電子メールアドレスを使用して新しいメールボックスを作成します。これは、Oracle Cloud Portalの構成アシスタントを使用して実行できます。メールボックスの構成つきましてはOracleがホストするサービスおよびOutreachメールボックスの構成 をご覧ください。このサービスに関するご質問は、アカウントマネージャーまでお問い合わせください。
2. 新しいメールボックス用にOracle B2C Service内の新しいメールボックスを構成します。メールボックスを構成するパスは、[サービスの管理/構成]> [サイトの構成]> [メールボックス]です。
3. 置き換えるメールボックスが既定のメールボックスだった場合は、新しいメールボックスを既定のメールボックスとして設定します。編集のためにメールボックスを開き、[デフォルト]チェックボックスをオンにして変更を保存します。

4. オプション：Oracle B2C Service内の既存のメールボックスを編集して、[送信メール]タブの[メールアドレス]と[返信先アドレス]タブで新しいメールボックスのメールアドレスを使用することができます。そうすることによって、誰かが返信から返信をクリックすると、その返信は新しいメールボックスに送られます。ただし、これによって一部の受信者が混乱する可能性があります。

5. ビジネスルールを確認し、メールボックスに基づいてインシデントをルーティングするルールを更新して、既存のメールボックスと新しいメールボックスの両方を組み込みます。これにより、電子メールが送信されるボックスに関係なくインシデントを同じように処理できます。
6. オプション: 古い電子メールアドレスに送信されたインシデントに対してルールで使用できる標準的な応答を追加することを検討してください。標準の応答では、この電子メールアドレスが段階的に廃止され、将来の電子メールは新しい電子メールアドレスに送信されることを説明できます。
7. 会社のWebサイトやその他の公開情報を確認し、古い電子メールアドレスに電子メールを送信するように指示するセクションを編集します。
8. ユーザーが新しい電子メールアドレスに移行できるようになるまでの時間が経過すると、ルールを編集して古いメールボックスへの参照を削除することができます。
9. 最後に、古いメールボックスを削除します。これは、Oracle Cloud Portal> Configuration Assistantオプションから実行され、Oracle Managed Serviceメールボックスを管理します。