Skip Navigation
Expand
カットオーバー後のユーティリティの遅れについて
Answer ID 8167   |   Last Review Date 07/17/2020

サイトのアップデートを行う際に、ユーティリティの遅れは何時間に設定するべきですか?

環境:

Oracle B2C Service全てのバージョン。

解決策:

アップデートをスケジュールする際、オプションの1つとして、カットオーバー終了から何時間後にユーティリティの起動を開始するか、設定することが出来ます。デフォルトの設定は1時間となっています。この設定した遅れの時間を利用して、アップデート後のユーティリティ再起動に先立ち、ビジネスルールの精度の見直しや、必要な修正作業を実施することが可能となります。

見直しに十分な時間が取れず、ルールの修正前にユーティリティが起動した場合、サービスリクエストの割り振りやエスカレーション等のユーティリティプロセスが、アップデート実施前のルールに則って実行されてしまう可能性があります。尚、特に追加の時間が必要無い限り、デフォルト設定の1時間のままとしておくことをお勧め致します。

尚、ナレッジ・アドバンストのユーティリティであるcontent processingのユーティリティの遅れは、アップデートの24時間前に開始されます。

遅れが生じている間、ユーティリティは下記の状態となります:

  • Techmailはメールボックスからメールを取得しません。また、メールメッセージによって新規のサービスリクエストが作成されたり、サービスリクエストがアップデートされることはありません。が再起動するまで、全てのメールメッセージはメールボックスに留まる形になります。一方、この段階でも、サービスリクエストは「質問をする」(Ask a Question)を通じて作成されます。トランザクション・サーベイやその他のマーケティングメールは、Techmailが再起動するまで送信されません。
  • Dbstatusはサービスリクエスト、アンサー、案件(opportunity)、タスクのエスカレーションを実行しません。ユーティリティが再起動する際、スケジュールされていた全てのオブジェクトのエスカレーションが実行されます
  • Dbstatusによってスケジュールされているレポートやアンサーの通知メッセージ送付されません。尚、ユーティティが無効の状態となっていた時間帯に、エスカレーションまたは送付がスケジュールされていたオブジェクトに関しては、ユーティリティが再起動した際に、全てエスカレーション、または送付されます
  • Agedatabaseはサービスリクエストのステータスを解決済み(solved)の状態にしたり、レポートの結果をキャッシュしたりしません。予定されていたAgedatabaseの実施時間にユーティリティが無効化されていた場合、一部の標準レポートは前日のデータを取得しない他、次にAgedatabaseが実行されるまで、サービスリクエストはウェイティングの状態のままとなります

備考:

  • ユーティリティの遅れを変更したい場合は、構成アシスタントから行ってください
  • ユーティリティの遅れは、カットオーバー開始時ではなく、ダウンタイム終了時に開始されます
  • ユーティリティの遅れの終了後、全てのユーティリティが再起動するまでには、最大30分程度の時間を要する可能性があります
  • ユーティリティ「agedatabase」はカットオーバーの8時間前に稼働が停止します。そのため、カットオーバー完了後に最初のagedatabaseの処理が走るまで、関連のデータが取得されない可能性があります。その結果、カットオーバー実施時間の前後に約一日間にわたって最新のレポートデータを一時的に閲覧出来ない場合があります。一方で、当該のデータは翌日のagedatabaseの処理実施時に自動的に復旧します。

Available Languages for this Answer:

Notify Me
The page will refresh upon submission. Any pending input will be lost.