Oracle B2C Serviceでホストされたカスタマの場合、ファイアウォール、ルーター、インターネットの問題など、Oracle B2C Serviceの制御の及ばない問題が応答時間に影響していることがあります。「Hosted Site Status」ページを確認して、問題が掲載されていないかご確認ください。

Service Cloudサーバーでの一部のメンテナンスおよび調整の操作によって、特定のサイトで速度が低下することがあります。ホスティング・グループは、ピーク時間中のこのような操作をなるべく避けようと工夫していますが、それでも速度低下が避けられない場合もあります。速度低下が頻繁に発生する、継続的に起きる、または許容できないほど長く起きる場合は、Ask Technical Supportを送信し、次の必須情報を含めてください。速度低下は、Oracle B2C Serviceの制御の及ばない要因によって起きる場合がありますが、そうした外的要因を特定する手段はいくつかあります。

「質問をする」より、こうした速度低下の問題に関連したお問い合わせを送信する際には、次の情報も含めて下さい。

1. 速度低下の回数を記し、速度低下が継続するのか断続的に起きるかを記述してください。速度低下は、一日の特定の時刻に生じていますか。
2. インシデントの説明には、計測値、データベース設定、サーバー操作、インターネット接続速度、ネットワークに影響している可能性がある他のネットワーク操作を含めてください。サーバー内で他に行われているタスクはありませんか。ネットワーク関連の他のプログラムの応答速度も低下していませんか。
3. ページ・ロードの平均時間を記載してください。
4. ALL TIMEがtr.rightnowファイルに記載されており、特定のページをロードしているときに速度低下が起きた場合は、tracerouteファイルを添付してください。
   
   注意:Oracle B2C Serviceでホストされている場合、このアンサーの指示に沿ってtracerouteを実行してください。tracerouteの実行

その他の考慮事項:エンドユーザー・ページではロードが遅いが、アドミン・ページでは適時にロードしている場合、この原因は、サイトで使用されているスタイルシートの問題にあると考えられ、特に別のサーバーに置かれたカスタム・スタイルシートを使用しているときに生じます。スタイルシートが存在するサーバーが遅いか到達不能であると、エンドユーザー・ページも遅くなったり到達不能になったりします。スタイルシートが存在するサーバーを評価して、そこになんらかのパフォーマンス上の問題がないかどうかを判断します。