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インシデント内の「Eメールの処理エラーです」または「無効なメッセージ」エラー
Answer ID 7495   |   Last Review Date 09/09/2019

管理コンソール内のインシデントで「Eメールの処理エラーです」または「無効なメッセージ」エラーが出るのはなぜですか。

環境:

Techmail、インシデント
Oracle B2C Service

解決策:

「エラープロセス インシデント」という件名のインシデントは、techmailユーティリティにリカバリー不可能なエラーが発生したときに作成されます。techmailユーティリティは、プロセスを制御可能な方法でシャットダウンせずエラーが発生した直後に終了するか、トランザクションをロールバックしてエラーを出して終了します。

このtechmailエラーが発生するのは、次の一般的な問題を含む、サイト設定中のなんらかの問題または構成ミスが原因ですが、これらに限定されるわけではありません。

  • カスタマイズ
  • ビジネス・ルール
  • 構成またはメッセージ・ベースの値
  • メッセージのHTMLの解析
  • メッセージ中の問題

回復不可能なエラーが発生した場合、techmailユーティリティでは、最後のメッセージが最後の実行時に処理されなかったことが表示されます。

techmailの最後の実行時にメッセージが正しく処理されなかったため、techmail の次回実行時には、メッセージの再処理を試行せずに「エラープロセス インシデント」が作成されます。

ホスティングされているカスタマの場合、techmailの実行中にエラーが発生すると、「ユーティリティ ラストラン」ログにエラー・コードが表示されます。「ユーティリティ ラストラン」ログの表示の詳細は、アンサーID7515:Oracle B2C Serviceサポート・サイトのサイト・ツール・ページおよびアカウント・ページにある追加リンクを参照してください。

データベース・エラーが発生した場合、エラーはシステム・エラー・ログで報告されます。エラー・ログにアクセス可能なプロファイルを持つスタッフは、コミュニケーション・センター内でエラー通知を受け取ります。システム・エラー・ログの詳細は、アンサーID7416:エラー・ログおよびシステム・エラー通知を参照してください。

注意: メッセージ・ベースERROR_PROCESSING_EMAIL_MSGは件名に入力される値で、言語ごとに異なります。便宜上、サイトでメッセージ・ベースをすべてのインタフェースにわたって同じになるように構成して、これらの種類のインシデントについて一貫性のあるレポートを作成することも可能です。

エラープロセス インシデントのレポート作成:

エラープロセス インシデントが作成されたことは、問題があることと、正しく処理されないEメール・メッセージがあることを示します。回復不可能なエラーの原因を判別するための調査が必要で、インシデントをサポートに送信する必要があります。エラープロセス インシデントについての次に示すような詳細な観察情報があれば提供してください。

  • 開始日
  • 発生元の共通の連絡先またはドメイン
  • 特定のメールボックスまたはインタフェース、あるいはその両方から作成されたインシデントについてのみ発生する
  • 最近カスタマイズが実行された
  • システム・エラーはインシデントの作成に対応する

注意: 発生の頻度に基づき、トラブルシューティングの期間および手法は異なります。トラブルシューティングとは、エラーの発生時にエラーを捕捉することであり、エラープロセス インシデントがあまり頻繁に作成されない場合は時間がかかる可能性があります。

エラープロセス インシデント:

この問題が発生した各インシデントについて、Eメール・メッセージの実際のコンテンツと一緒にmessage.txtファイルが添付されているため、連絡先に応答することができます。この添付ファイルは、エンドユーザーによって送信された元の未加工のEメール全体であるため、この問題についてのデータ損失はありません。

次の操作を行うことによって、添付ファイルmessage.txtを、Eメール・テキスト・ファイルではなくEメール・クライアントによく似た扱いやすい形式で表示することができます。

  1. ファイルをmessage.mhtとしてデスクトップに保存します。
  2. ファイルをデスクトップから開きます。ファイルはブラウザ・ウィンドウ内で読取り可能形式で開くはずです。
  3. 適切な場合はファイルをインシデントにアップロードし、インシデントを保存します。

*注意:ファイル拡張子を.emlに変更し、Outlookで添付ファイルを開くことも可能です。


これらのイベントで推奨されるベスト・プラクティスは、元のメッセージ・ファイルをテキスト・エディタで表示するか保存されたmessage.mhtファイルを表示し、(適切な場合は)次のようにしてその内容をシステム内の新規インシデントにコピーすることです。

  • サポート問題に関係のあるテキストを特定できる場合は、テキストをコピーし、新規のインシデントに貼り付けることができます。
  • メッセージが既存のインシデントの更新であることを示すテキストが表示される場合、コンテンツ内からインシデント番号を探し、その番号を使用して、データベース内から意図されたインシデントを特定します。次に、更新メッセージのテキストをコピーし、そのインシデント内の新規スレッドに貼り付けて、手動で更新します。
  • ファイルが読取り不能であるか、スパムに関連する単語を含んでいる場合、ジャンク・メールに起因するインシデントを処理するためのプロセスに適合するようにインシデントを処理することができます。スパムの詳細は、アンサーID7424:スパムジャンクEメールがインシデントになることの回避を参照してください。

元のEメールが添付されているため、添付ファイルを開いて連絡先およびインシデント情報を確認することができ、既存のインシデントを更新するか、添付ファイルの内容からインシデントを手動で作成することができます。

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