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連絡先の自動応答からのインシデントの除外
Answer ID 7491   |   Last Review Date 07/14/2019

カスタマの自動応答によって、複数のインシデントを作成するEメール・ループが発生しています。

Oracle B2C Serviceには、Eメール・ループの切断を可能にするいくつかの機能が含まれています。


自動応答Eメールを自動的に破棄する: 一部の自動応答Eメール・メッセージを、メールボックスで自動的に除外することができます。メールボックスの「自動応答の削除」フィールドを、「オフ」、「低」、「中」または「高」に設定することができます。デフォルト設定は「低」であるため、Eメール・ループの発生の可能性を低下させるために、この設定を増やすことが必要な場合もあります。

「自動応答の削除」フィールドを別の値に設定するには、「環境設定」>「サイト構成」>「メールボックス」で、リボンのIncoming Emailボタンをクリックして、
「自動応答の削除」ドロップダウンメニュー(また「破棄フィルタ」タブ)を使用して、適切な設定を選択します。

各メニュー・オプションで使用されるフィルタ(「低」、「中」および「高」)は、EGW_AR_CONS_*_FILTER、EGW_AR_MODR_*_FILTERおよびEGW_AR_AGGR_*_FILTER環境設定で定義されます。対応する環境設定を編集することによって、各メニュー・オプションのヘッダーおよび本文フィルタを別々に構成することができます。

Path to setting(s): Select Configuration from the navigation area > Site Configuration > Configuration Settings > and search by Key.

構成エディターへのアクセスおよび設定の編集についてはAnswer ID 7316: 環境設定の編集 をご参照ください。

注意: これらの環境設定はアップグレード中に自動的に上書きされるため、カスタム・フィルタを使用する場合は、「メールボックス設定」ページの「受信Eメール」タブの下部にある破棄フィルタを使用する必要があります。

メールボックスがそれ自身にEメールを送信するのを防ぐ:EGW_LOOP_PREVENT_ENABLED環境設定により、Oracle B2C Serviceメールボックスがそれ自体にメッセージを送信するのを防ぐことができます。EGW_LOOP_PREVENT_ENABLEDが「はい」に設定された場合、Eメールの返信先アドレスがOracle B2C ServiceサービスのいずれかのメールボックスのEメール返信先アドレスに一致すると、そのEメールは破棄され、インシデントは作成されません。このようにして、メールボックスではそのメールボックス自体からのすべてのメッセージを削除し、連続的なEメールのループを防止できます。デフォルトでは、この設定は有効(はい)です。

注意: 「返信先」アドレスと「差出人」アドレスを、他のいずれかの既存のメールボックスの「返信先」アドレスまたは「差出人」アドレスと一致させることはできません。
編集するパスは 「環境設定」>「サイト構成」>「環境設定」>「キー」で検索します。 

構成エディターへのアクセスおよび設定の編集についてはAnswer ID 7316: 環境設定の編集 をご参照ください。

指定された期間における1つのアドレスからのEメールの量を制限する:環境設定を設定することで、特定の時間枠内で許可するEメールの数を指定することができます。

EGW_MAX_PER_ADDRESS設定は、EGW_MAX_MSG_DURATION設定で指定した時間内に個々のEメール・アドレスから受け付けるEメールの最大数を指定します。これは、自動応答Eメールのループを識別して、停止するために使用されます。たとえば、この設定を23に設定し、EGW_MAX_MSG_DURATIONの時間内に同じアドレスから24個のEメールを受信した場合、そのアドレスからの24番目のEメールは破棄され、応答Eメールは送信されないので、Eメールのループが切断されます。この値を0にすると、このループの検出が無効になります。この設定はデフォルトで23に設定されています。

EGW_MAX_MSG_DURATION設定は、Eメール・ループが発生しているかどうかを判別する時間を指定します。期間を8時間未満にしたり、24時間を超えたりしないようにすることをお薦めします。デフォルト値は12時間です。

デフォルトでは、システムは12時間に特定のEメール・アドレスからのメッセージを23個だけ受け付けます。デフォルト設定を使用すると、そのアドレスからの24番目以降のEメールは破棄され、システムから応答Eメールが送信されません。

重要! RightNowアプリケーション内での情報の送信およびインシデントの作成のためにフォームを使用する場合、フォームから作成されるインシデントは、すべて同じ連絡先レコードに関連付けられます。その結果、フォームが12時間以内に23回を超えて使用される場合(デフォルト設定を使用した場合)、24番目以降の送信は破棄され、応答は送信されません。したがって、アンサー内でフォームを使用する場合は、EGW_MAX_PER_ADDRESS値を0に設定して、ループ保護を無効にすることをお薦めします。

注意:これらの構成設定は、インタフェースレベルごとに設定されています。 ただし、構成に設定されているインターフェイスに関連付けられているメールボックスごとの最大値として機能します。

  「メールボックスごとの」機能を説明するために:
  - 連絡先が12時間以内に同じメールボックス(mailbox_id 1)に25個のメールを送信している場合、23件のインシデントが作成され、最後の2件のメッセージは破棄されます。
  - 連絡先が3つの異なるメールボックスに33のメールを送信している場合(mailbox_id 1に10のメール、mailbox_id 2に11のメール、mailbox_id 3に12のメール)33のインシデントが作成され、メールは破棄されません。

詳しくはこちらの Configurations EGW_MAX_PER_ADDRESS and EGW_MAX_MSG_DURATION explainedをご参照してください

「アドレスによる破棄」へのEメール・アドレスの追加:ループを切断するために、問題になっているEメール・アドレスを、メールボックスの「アドレスによる破棄」リストに一時的に追加することができます。techmailユーティリティが少なくとも1回実行される間、そのアドレスをアドレスによる破棄リストに追加したままにすると、ループが切断されます。その後、そのEメール・アドレスが妥当な連絡先のものであるかどうかを判別し、そのアドレスを破棄リストから削除することによって、その連絡先が今後Eメールを送信できるようにするかどうかを判別することができます。そうでない場合は、そのEメール・アドレスを、アドレスによる破棄リストに残したまま次に進むことができます。

インシデントを作成しないためのビジネス・ルールの追加: 返されたメッセージをブロックするためのビジネス・ルールを作成して、インシデントが作成されないようにすることができます。ワークフロー・ルールの例を次に示します。
IF Incident SourceはEメールかつ
Incident.Subjectが次の正規表現と一致する: Out of office|auto-reply|undeliverable

THEN インシデントを作成しない
前述の例で使用されている「次の正規表現と一致する」演算子と「パイプ」( | )によって、送信された内容に基づいて受信サポート・リクエストを処理することができます。この例では、「out of office」、「auto-reply」または「undeliverable」というテキストをEメールの件名に含む送信済のすべてのEメールからインシデントが作成されません。受信Eメールの性質により、件名に含まれたテキストに基づき、一部の正当なEメールでインシデントが作成されない場合もあります。

注意: 配信不能の通知を受けたい場合、前述の例から「undeliverable」を削除してください。

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