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ワークスペース内の検索結果およびレポートのカスタマイズ
Answer ID 7442   |   Last Review Date 01/27/2019

ワークスペース内で使用されるデフォルト・レポートおよび検索結果をカスタマイズできますか。

環境:

ワークスペー
Oracle B2C Service

解決策:

デフォルト・ワークスペース内では、レポートは特定の関連項目に含まれているか、あるいは特定フィールドまたは機能に関連付けられています。たとえば、連絡先ワークスペースで、インシデント・ビュー関連項目はカスタマイズ可能なレポートを含んでいます。

関連項目は、次の3つの主要な方法のいずれかでレポートを使用します。

  • レポートがタブに組み込まれている。たとえば、連絡先レポートで「インシデント」タブをクリックすると、インシデントの表示はレポートによって制御されます。同様に、案件ワークスペースで、「タスク」および「見積り」タブは、レポートを使用してレコードを表示します。

  • レポートが特定の検索フィールドで使用されます。ワークスペースに追加されたとき、特定のフィールドにはその横に虫眼鏡が付いており、そのタイプの特定のレコードを見つけるためにデータベースを検索できることを示しています。

    たとえば、新しいインシデントまたは案件を作成すると、「連絡先」および「組織」フィールドに虫眼鏡が含まれます。虫眼鏡をクリックすると、検索ポップアップによってレポートが使用されます。

  • レポートがワークスペース内の特定のボタンおよび機能と一緒に使用されます。一部の関連項目には検索が可能なボタンが含まれています。これらのボタンは検索のためにレポートを使用します。

    たとえば、「インシデントのスレッド」関連項目では「ナレッジ・ベースの検索」ボタンがレポートに関連付けられています。「連絡先」関連項目では「追加」ボタンがレポートに関連付けられています。


ワークスペースで使用されるレポートをカスタマイズできます。ワークスペース内のフィールドまたは項目とともに使用されるレポートは、その項目のプロパティの一部として構成されます。タブ、フィールドまたは関連項目が選択されると、下に示すプロパティは、特定の機能について使用するレポートを表示します。

  • 「レポート」プロパティ: タブにレコードを表示するために使用するレポートを指定します。

  • 「検索レポート」プロパティ: その項目に関連付けられたレコードを検索するために使用するレポートを指定します。

  • 「セカンダリ検索レポート」プロパティ: 検索ポップアップ・ウィンドウに含めることができる2番目の検索レポートを指定します。このレポートは、「検索レポート」プロパティにリストされている1番目の検索レポートの下に含まれています。これにより、興味のあるレコードを検索したり、タブにリストされているレコードを確認したりするときに表示する追加のレコード・リストを定義できます。

ワークスペース・プロパティの編集についての詳細情報はこちらアンサー ID 7428: ワークスペースでのプロパティの設定.

ワークスペース内の一部の機能はこれらのプロパティの1つしか持っていない場合もありますが、他の項目が3つのプロパティをすべて持っていることもあります。

たとえば、「連絡先」関連項目は、3つのプロパティをすべて持っています。

  • 「レポート」プロパティは、タブにリストされる連絡先について表示される列を定義します。

  • 「連絡先」項目には「検索レポート」プロパティもあり、これはスタッフが「追加」ボタンをクリックして「既存の追加」を選択した場合に使用されます。

  • 「セカンダリ検索レポート」プロパティはデフォルトではNULLですが、スタッフが「追加」>「既存の追加」を選択したときに検索する別個のレポートを含むようにこのプロパティを編集することができます。


ワークスペース内で使用されるレポートを変更するには: どのレポートがワークスペースによって使用されるかを決定する必要があります。その後、そのレポートをコピーし、レポートをカスタマイズできます。次に、カスタマイズされたレポートを使用するためにワークスペースを更新します。注意: すべての関連項目が、それらのレポートを変更できるわけではありません。

デフォルトの標準ワークスペースを使用している場合、ワークスペースをコピーし、コピーを編集し、編集した(コピーした)ワークスペースを使用するように適切なスタッフのプロファイルを更新する必要があります。

ステップ1: ワークスペースによって使用されるレポートの決定

  1. ワークスペースを編集用に開くか、デフォルト・ワークスペースをコピーして、コピーを編集用に開きます。
  2. 編集するレポートを使用するフィールドまたは機能をクリックします。これは、横に虫眼鏡が付いたフィールドの場合もあります。
    また、タブ上で使用されるレポートの場合もあります。タブをクリックしてからタブの本文をクリックし、関連項目を強調表示します。
  3. 「デザイン」タブから、リボンの「レポート」ボタンをクリックするか、リボンの「検索レポート」ボタンをクリックして、使用するレポートを決定します。指定されたレポートには、ワークスペース内で使用されるレコード・タイプのID用のフィルタが含まれます。


ステップ2: ワークスペース内で使用するカスタム・レポートの作成

  1. アナリティクス・ナビゲーション・ボタンをクリックし、レポート・エクスプローラを開きます。
  2. レポート・エクスプローラから「検索」をクリックし、ワークスペースの中で使用されるレポートを検索します。
  3. レポートをコピーします。公開レポート内でレポートを保存する場所をメモします。
  4. コピーしたレポートを開き、レポートを編集して実行時フィルタまたは出力列を追加または削除します。

    重要: レコード・タイプのIDフィールド(連絡先IDまたはインシデントIDなど)を使用するフィルタを残すようにしてください。IDフィールドによって、ワークスペース内でレコードをフィルタ処理できます。


ステップ3: カスタム・レポートを使用するためのワークスペースの更新

  1. ワークスペースに戻り、関連項目またはフィールドをクリックします。
  2. 編集するプロパティをクリックします。
  3. ポップアップ・ウィンドウで、新しいレポートを保存先から選択し、「OK」をクリックします。
  4. ワークスペースを保存します。
  5. デフォルト・ワークスペースから新規のワークスペースを作成した場合は、新規のワークスペースを使用するために適切なスタッフ・プロファイルを変更します。

他のワークスペースについて、必要に応じてこれらのステップを繰り返します。

カスタマイズされたレポートを使用するようにワークスペースが構成されたため、このワークスペース内のレポートを編集する必要がある場合、ワークスペースを再び編集することなく単純にレポート自体を編集することができます。


レポート・プロパティ: ワークスペース内で使用されるレポートに、追加のプロパティを設定できます。特定のレポートが、下にリストされているすべてのプロパティを持つこともあり、他のレポートは、1つまたは2つのプロパティしか持たないこともあります。これは、特定のレポートと、レポートが関連付けられている関連項目に基づいて異なります。

  • レポート・コマンドの非表示: ワークスペース上でレポート・コマンドを非表示または表示します。これにはレコード・タイプに関連付けられる、「新規」、「編集」、「コピー」、「削除」、「印刷」、「転送」、「割当」および「公開申請」機能を持つバーも含まれます。

  • 行数の表示: タブ・タイトルの横にレポート内のレコードの数を表示します。

  • レポートの実行を遅らせる: ワークスペースが開いたときにレポートを実行するか、レポートに関連付けられたタブをユーザーがクリックしたときにレポートを実行するかを指定します。レポートの実行を遅らせることで、レコードを開いたときにロードされる必要があるデータが少なくて済むため、ワークスペースの様々なタブに関連付けられている大量のデータを持つレコードのパフォーマンスが向上します。

    レポートが一番上のタブにある場合、このプロパティ設定に関係なく、レポートはワークスペースが開いたときにすぐに実行されます。

  • プライマリ・キーのみでフィルタする: プライマリ・キーでのフィルタに制限するか、関連オブジェクトでのフィルタを可能にします。たとえば、「True」が選択された場合、インシデント・レポートはインシデントIDフィルタのみ使用し、「False」の場合、レポートは連絡先IDおよび組織IDも使用します。

  • データが変更される際にレポートを更新: データが変更されたときにレポートを再実行して更新するかどうかを指定します。

  • 新しいレコードに対して実行する: ワークスペースを開いて新しいレコードを作成するとき、レポートの実行を許可します。デフォルトでは、このレコードからのデータに依存するレポートが実行しようとしてタイムアウトになるのを防ぐために、このオプションは無効化されています。選択したレポートが、作成されるレコードからデータをクエリーしない場合にかぎり、このオプションを有効にすることをお薦めします。

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