ワークスペース内でどのようにプロパティを設定しますか。
環境:
ワークスペース、フィールドとコントロールのプロパティ
Oracle B2C Service
解決策:
ワークスペースを構成するときは、関連する要素のタイプに応じて、ワークスペース内の各種項目に関連付けられるプロパティがそれぞれ異なります。
- 一般に、カスタム・フィールドを含むデータベース・フィールドには、複数のフィールドおよび機能に最も一般的なプロパティが備わっています。これには、スペル・チェック、読取り専用、必須プロパティなどのプロパティが含まれます。
- 一般に、関連項目および制御には、さらにその項目に固有のプロパティが備わっています。たとえば、インシデント・ワークスペースでは、(デフォルトでは「メッセージ」タブ上にある)インシデント・スレッド関連項目に、「回答の送信デフォルト」および「保存時に回答を確定する」プロパティが含まれています。これらは、インシデント・スレッド項目に固有のプロパティです。
ワークスペースに関する包括的な情報については、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントを参照してください。
ワークスペースでのプロパティの設定
ワークスペースで項目のプロパティを表示および設定するには、次の手順を使用します。
- ナビゲーション・ペインの項目から、「アプリケーションの外観」→「ワークスペース/ワークフロー」を選択します。
- 右側のフレームで、編集するワークスペースを開きます。標準ワークスペースの場合は、ワークスペースをコピーしてから、そのコピーを編集用に開きます。
- ワークスペース内では、特定の項目をクリックします。項目が選択されると、破線で囲まれます。
- ワークスペースで項目を選択すると、その項目のプロパティが表示されます。
- プロパティの値を変更するには、プロパティをクリックして、値を編集します。
- プロパティを変更した場合は、ワークスペースを保存します。
注意:標準ワークスペースをコピーして、そのコピーを編集した場合は、標準ワークスペースではなく保存したコピーを使用するようにスタッフ・プロファイルを更新する必要があります。
ワークスペース内の必須フィールド
カスタム・ワークスペースを作成するときに、そのワークスペース・タイプ用の特定のフィールドがシステムで必要になることがあります。カスタム・ワークスペースを作成する場合は、これらのフィールドを含める必要があります。アプリケーション内で構成された標準ワークスペースには、すでに必須フィールドが含まれています。
たとえば、アンサー・ワークスペースを作成する場合に新規アンサーを保存するには、「サマリー」フィールドが必須です。その結果、アプリケーションでアンサーを保存するには、ワークスペースに「サマリー」フィールドが含まれている必要があります。
さらに、いくつかのフィールドがデフォルトで必須として設定されます。ほとんどのフィールドでは、「必須」要素オプションを使用すれば、スタッフ・メンバーがそのワークスペースを使用するときに、フィールドが必須であるかどうかを指定できます。
ワークスペース・デザイナでは、必須フィールドがアスタリスク付きの赤色で指定されます。ワークスペースごとの必須フィールドのリストについては、「必須フィールド」を参照してください。Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントをご覧ください。
プロファイルベースのフィールド・プロパティ
データベース・フィールドの「非表示」、「読取り専用」、および「必須」プロパティは、プロファイル・ベースにすることができます。たとえば、単一のワークスペースでは、フィールドをあるプロファイルでは必須にするが、他のプロファイルでは必須にしないようにすることができます。同様に、一部のプロファイルではフィールドを読取り専用または非表示にするが、他のプロファイルではそのようにしないようにできます。これにより、様々なフィールドの様々なプロパティが含まれている可能性のある複数のプロファイル間で、単一のワークスペースを使用できます。
これらの「非表示」、「読取り専用」、および「必須」のプロパティには、次の値のいずれかを指定できます。
- 新規において
- 開く際に
- プロファイル・ベース
たとえば、「必須」プロパティには次の値を指定できます。
- 新規において:このフィールドは、新規レコードを作成するときに、すべてのプロファイルで必須です。
- 開く際に:このフィールドは、既存のレコードを編集したり、開いたりするときに、すべてのプロファイルで必須です。
- プロファイル・ベース:このプロパティを使用すると、レコードを作成したり、開いたりするときに、選択したプロファイルでレコードが必須になります。
「非表示」、「読取り専用」、および「必須」のプロパティにプロファイルベースの値を設定するには:
- 項目をクリックして、「デザイン」タブからプロパティをクリックし、「プロファイル・ベース」を選択します。たとえば、カスタム・フィールドをクリックし、「デザイン」タブから「読取り専用」→「プロファイル・ベース」をクリックします。
新規レコードでプロファイルが有効になるように、または既存のレコードを開くときに、ポップアップ・ウィンドウで適切なプロファイルのチェックボックスを有効にします。
プロファイル・ベースのプロファイルの詳細については、オンライン・ドキュメントで「非表示」、「必須」および「読取り専用」プロパティの設定」を参照してください。Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントをご覧ください。
必須フィールドの「非表示」および「読取り専用」プロパティ
フィールドが必須である場合は、特定の状況でのみ「読取り専用」および「非表示」のプロパティを設定できます。つまり、新規レコードでデフォルト値が使用されるようにフィールドが構成されていて、フィールドが必須である場合は、そのフィールドが新規レコードで読取り専用または非表示になるように設定できます。
フィールドが新規レコードで必須であり、デフォルト値が設定されていない場合、新規レコードではそのフィールドを読取り専用または非表示になるように設定できません。つまり、フィールドが新規レコードで必須である場合は、スタッフ・メンバーがそのフィールドにアクセスし、編集して値を設定する必要があります。その結果、フィールドが必須であり、デフォルト値が設定されていない場合は、フィールドを新規レコードで読取り専用または非表示にすることができません。
詳細情報は、現在ご利用のバージョンのオンライン・ドキュメンテーションにある フィールドとコントロールのプロパティ セクションをご覧ください。 Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントをご覧ください。