Oracle B2C Serviceの削除設定はアプリケーションにどのような影響を及ぼしますか。
環境:
構成設定、アナリティックス
解決策:
Oracle B2C Serviceアプリケーション内の環境設定によって、特定の種類のレコードおよびデータがデータベースに保持される期間を構成することができます。いくつかの機能は、特定の統計あるいは検索結果のような通常わずか数か月しか役立たない大量のデータを生成します。
データを削除すると、検索およびレポート作成の点でサイトのパフォーマンスの向上をもたらします。しかし、これらの設定のどれかを0以外の値に構成すると、データはデータベースから完全に削除されて回復できなくなります。したがって、削除環境設定を評価する場合は注意が必要です。データと統計の削除がサイトとレポートにどのように影響するかを注意深く評価して検討してください。Oracle B2C Serviceが持つ様々な削除設定を使用することによって、一部の種類のデータをデータベースに保管する期間をカスタマイズすることができます。
削除設定を変更する前に、設定の説明を注意深く読みます。設定はそれぞれ次のような警告から始まります。
*****警告 警告 警告*****
この設定値をゼロ以外の任意の数値に設定すると、データおよびレポート・データがデータベースから削除されて、回復できなくなることがあります。この値を設定する前に、設定に関する説明とドキュメントを慎重に確認してください。しきい値を過ぎたデータやデータについてのレポートが、組織でもう不要なことを確認してください。
*****警告 警告 警告*****
データベースからデータを削除することを可能にする設定のリストを下に示します。個々の設定について、値を変更する前に、指定された日数を越える日付範囲についてのレポートを作成するためのデータが、組織でもう不要であることを確認してください。
設定へのパス: ナビゲーション・エリアから構成設定を選択 > サイト構成 > 構成設定 > キー検索
構成エディタと設定の編集についての詳細情報は、こちらアンサーID7316:環境設定の編集
PURGE_DELETE_INC_PERFORMANCE: インシデント・パフォーマンス統計がデータベースから削除されるまでの日数を指定します。この値を0に設定すると、統計はデータベースから削除されません。デフォルトは0です。 |
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PURGE_DELETE_KEYWORD_SEARCHES: キーワード検索の統計をデータベースから削除するまでの日数を指定します。この値を0に設定すると、統計はデータベースから削除されません。デフォルトは120です。 |
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PURGE_DELETE_QUEUE_STATS: キュー統計をデータベースから削除するまでの日数を指定します。この値を0に設定すると、統計はデータベースから削除されません。デフォルトは120です。 |
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PURGE_DELETE_SESSION_SUMMARY: セッションのサマリー統計をデータベースから削除するまでの日数を指定します。この値を0に設定すると、統計はデータベースから削除されません。デフォルトは0です。 |
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PURGE_DELETE_USER_TRANS: user_transテーブルからログイン/ログアウト・セッションを削除するまでの日数(ログアウト時刻を基準とする)を指定します。この値を0に設定すると、ログイン/ログアウト・セッションはデータベースから削除されません。デフォルトは0です。 |
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PURGE_RULE_LOG_FREQ: ルール・ログ・エントリをデータベースから削除するまでの日数を指定します。この設定の最大値は180です。デフォルトは30です。 |
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PURGE_WIDX_LOG_FREQ: WWWスパイダリング・ログ・エントリを削除するまでの日数を指定します。この設定の最大値は180です。デフォルトは30です。
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