通知とは何ですか。また、スタッフ・メンバーに送信されるEメールとどのように関係しますか。
環境:
スタッフへ送信する通知とEメール
解決策:
様々なタイプの通知を社内スタッフアカウントへ送信することができます。これらの各通知に関する説明は、サイト構成>メッセージテンプレート>各通知を開いてアクセスすることができます。
社内スタッフアカウントへ送信する通知やメールを大きく分けると、「管理者通知」と「管理者のEメール」があります。
様々なタイプの通知の使用を有効または無効にするには、後述の「Eメール・メッセージと通知の有効化」セクションをご参照ください。
Oracle B2C Serviceコンソール内の通知
(コミュニケーションセンターは、インシデントやアンサーボタンと同じようにナビゲーション・ペインの下部に表示されるオブジェクトです。コミュニケーションセンターに「通知」項目を追加するには、ナビゲーションセットからコンポーネントにある通知を追加します。)
Oracle B2C Serviceアドミン・コンソール内でスタッフ・メンバーに送信される通知とは、「管理者通知」と「管理者のEメール」があります。 サイト構成>メッセージテンプレート>リボン内に「管理者通知」と「管理者のEメール」があります。
例えば、「再度割り当て」通知というものがあります。 管理者通知 >インシデント >「再度割当」
アクションの実行者と通知の受信者が異なる場合に送信されます。つまり、スタッフ・メンバーAがインシデントをスタッフ・メンバーBに割り当てると、スタッフ・メンバーAはインシデント再割当通知を受信しません。しかし、ほかのスタッフ・メンバーCがスタッフAに割り当てられていたインシデントをスタッフBに割り当てると、スタッフ・メンバーAは再割当通知を受信し、スタッフ・メンバーBはインシデント割当通知を受信します。
インシデントやアンサーなどのレコードに関する通知の場合は、通知をダブルクリックするとレコードが開きます。スタッフ・プロファイルでレコードの編集が許可されていれば、編集モードで開きます。
システム・エラー通知は、ダブルクリックでは開けません。システム・エラーを表示するには、かわりにエラー・ログを使用します。これには、「環境設定」→「サイト構成」→「ログ」からアクセスして、リボン上の「エラー・ログ」ボタンをクリックします。エラー・ログの詳細については、アンサーID:エラー・ログおよびシステム・エラー通知を参照してください。
Eメールによるスタッフの通知
スタッフ・アカウントは、様々なタイプのEメール通知を様々な頻度で受信するように構成できます。管理者はスタッフ・アカウントを編集するときにオプションを設定できます。
- スタッフは、コンソール画面の左上にある「ファイル」→「オプション」→「パーソナル設定」から通知を有効または無効にすることができます。
ログアウトしたスタッフに通知する一般的なEメール: スタッフ・メンバーがログイン中ではなく、スタッフ・アカウントに有効なEメール・アドレスが構成されている場合は、通知がスタッフ・メンバーに送信されると、一般的なEメールもスタッフメンバーのEメール・アドレスに送信されます。このEメールは、「Eメールを送信」および「常に通知」ボックスが両方ともクリア(無効)になっている場合に送信されます。
このEメールの目的は、Oracle B2C Serviceアプリケーション内に通知があることをスタッフ・メンバーに知らせ、Oracle B2C Serviceアプリケーションにログインして通知を表示し、レコードに関する適切なアクションを実行するための手順を示すことです。Eメールには、通知のタイプや関連付けられたレコードに関する詳細情報が含まれていません。
スタッフ・メンバーは、ログアウト中に受信する最初の通知に関してのみ、このEメールを受信します。
「Eメールを送信」チェックボックス: スタッフ・メンバーの「Eメールを送信」チェックボックスを有効にすると、スタッフ・メンバーはログアウトしたとき、ログアウト中に受信する最初の通知をEメール・バージョンで受信します。
スタッフ・メンバーは、通知のタイプ、およびアクションに関連付けられたレコード(特定のインシデントなど)に関する詳細をEメールで受信します。
このEメールでは、スタッフ・メンバーが自分に割り当てられた通知の特性を確認できます。Eメールは、スタッフ・メンバーのログアウト中に発生する最初の通知についてのみ送信されます。
「常に通知」チェックボックス: スタッフ・アカウントの「常に通知」チェックボックスを有効にすることもできます。「常に通知」機能を使用すると、最初の通知だけでなく、通知をトリガーするすべてのイベントでもEメールが送信されます。スタッフ・メンバーがログイン中の場合でも、受信した通知ごとにEメールが送信されます。「Eメールを送信」も選択していない場合は、「常に通知」ボックスはグレー表示されます。
スタッフ・アカウントを作成または編集するときに指定可能なEメール・オプションに関する追加情報については、次を参照してください。Answer ID 5939: Account Notification Email Options
このダイアログに関する詳細情報は、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントにあります。
Eメール・メッセージと通知の有効化
管理者メッセージと管理者通知は、[サイト構成]>メッセージテンプレートからのオプションで有効または無効にすることができます。
また、メッセージテンプレートを使用して通知とメールを簡単にカスタマイズできます。
- 構成メニューから、サイト構成> メッセージテンプレートを選択します。左側のインターフェイスのリストから、インタフェース名をダブルクリックします。
- リボンにある、[管理者通知] ボタンをクリックすると、様々な通知が表示され、これらがコミュニケーションセンターに表示される通知です。
さらに、メールを介してスタッフに常に送信されるメッセージの別のリストがあります。これらのメッセージは「管理者のEメール」内に表示され、例えば、インシデント関連でありますと、アドミン・インシデント転送メッセージ(担当者がインシデントの転送をクリックしたときに送信される)やEメールによるインシデント情報送信メッセージ(メールインシデントの結果として送信されるメッセージビジネスルールにおけるアクション)があります。
Oracle B2C Service内のメッセージと通知の有効化と無効化の詳細については、Oracle B2C Serviceから送信される通知と電子メールメッセージのカスタマイズ を参照してください。
様々なインタフェース間での通知
次の例では、通知が様々なインタフェースのあるサイト上で送信される状況について説明します。エージェントAがインタフェース1にログインし、インタフェース2に関連付けられたインシデントを扱っています。その後、エージェントAは、そのインシデントをエージェントBに割り当てます。インタフェース1がアクションを実行したインタフェースであるため、エージェントBは割当通知をインタフェース1のデフォルト・メールボックスから受信します。
この動作によって、インタフェースが複数の言語で設定されているサイトが影響を受ける可能性があります。スペイン語のインタフェースにログインしたエージェントが英語のインタフェースに関連付けられたインシデントを再度割り当てると、受信する通知はスペイン語になります。