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追加できるカスタム・フィールドのタイプ
Answer ID 7347   |   Last Review Date 10/09/2019

Oracle B2C Serviceアプリケーションに追加できるカスタム・フィールドのタイプは何ですか。

環境:

カスタムフィールド
Oracle B2C Service

解決策:

重要:カスタム・フィールドはOracle B2C Serviceにインシデントを送信せずに、アドミン・コンソールから必要に応じて作成できます。カスタム・フィールドが追加された際には、対応するデータベース・テーブルに対してUPDATE文を実行する必要があります。更新の実行中は、テーブル内のレコードにはアクセスできません。その結果、スタッフ・メンバーはロックされているテーブルに関連付けられたレコードを開いたり、保存したりできなくなります。さらに、追加されるフィールドのタイプによっては、エンドユーザーが「質問をする」ページからサポート・リクエストを送信することが難しくなる可能性があります。

たとえば、連絡先カスタム・フィールドを追加すると、カスタム・フィールドをすべての連絡先レコードに追加するために連絡先テーブルがロックされます。つまり、連絡先情報はインシデント・レコードとともに開かれるため、スタッフがインシデントを開いたり、保存したりできなくなります。

重要:カスタム・フィールドの列名を変更すると、カスタム・フィールドを追加するときとほぼ同じデータベースが影響を受けます。また、これをオフピーク時間に実行することをお薦めします。

重要: カスタムフィールドは、カスタムオブジェクトとは異なる動作をします。 カスタムオブジェクトとカスタムフィールドのデプロイメントの基礎をご参照ください。



カスタム・フィールドに指定可能なレコード・タイプ

カスタム・フィールドは、様々なレコード・タイプで追加できます。

  • アンサー
  • インシデント
  • 連絡先
  • 組織
  • スタッフ・アカウント
  • 案件
  • タスク
  • プロダクト
  • 見積り

フィールドが追加されるたびにデータベースは大きくなります。このような多数のカスタム・フィールドにそれぞれインデックス化を施しますと、検索速度が大幅に低下する恐れがあります。このため、カスタム・フィールドのインデックス化は必要最小限にとどめることをお薦めします。そのフィールドで検索する計画がある場合にのみ、カスタム・フィールドにインデックスを作成してください。


カスタム・フィールドのデータ・タイプ

次の表に、使用可能なカスタム・フィールドのタイプおよび説明を示します。カスタム・フィールドが保存されると、フィールドを編集してそのデータ・タイプを変更できなくなります。たとえば、カスタム・テキスト・フィールドを作成した場合、そのフィールドを後で編集し、メニュー・フィールドに変更することはできません。このような場合には新たにカスタム・メニュー・フィールドを追加し、適切なメニュー・オプションになるようにレコードを更新する必要があります。

カスタム・フィールドの構成時の入力フィールドについては、アンサー7299:カスタム・フィールドの追加を参照してください。

日付:月/日/年の形式で日付フィールドを作成します。ユーザーは3つのサブフィールドを使用することによりユーザーは各項目を個別に設定することができます。

日付はUNIX時間として格納されるため、日付フィールドには1970年までの日付のみが含まれます。1970年よりも前の日付が必要な場合は、テキスト・フィールドを追加することによって実現できます。また、テキスト・フィールドで特定の形式が必要なマスクを構成することもできます。

注意:August 2013以降は、1902年1月1日までさかのぼる日付を保持するカスタム・オブジェクトの日付フィールドを作成できるようになりました。

計算が必要な場合や、日付でソートする必要がある場合は、日付フィールドとして使用される次のテキスト・フィールドを参照してください。

日付/時刻:月/日/年: 時間/分の形式で表示される日付と時刻の両方を含むフィールドを作成します。各項目を個別に追加するために、5つのドロップダウン・メニューが追加されます。

整数:数値入力専用のフィールドを作成します。数値は2,147,483,647未満にする必要があります。これよりも大きい整数値がデータに含まれている場合は、カスタム整数フィールドではなく、カスタム・テキスト・フィールドを作成します。

なお、負の整数値も使用できます。

メニュー:エンドユーザーおよびスタッフが項目を選択できるドロップダウン・メニューが含まれます。このフィールドでは、「プロダクト」や「カテゴリ」フィールドのようなCTRLキーまたはShiftキーを押して複数項目選択するようなことはできません。

オプトイン:RightNow Outboundプロダクトからの受信Eメールから連絡先を追加または除外するための「はい/いいえ」オプションが含まれます。


はい/いいえ:「はい」と「いいえ」2つの選択肢が含まれます。いずれかをデフォルトにすることもできます。前バージョンのラジオ・ボタン機能から置き換えられました。

テキスト・エリア:情報を追加するためのテキスト・ボックスを作成します。このフィールドは複数行で表示され、このタイプのフィールドには最大4000文字まで含めることができます。

テキスト・フィールド:テキストを入力するためのフィールドを作成します。1~255文字のテキストを1行で表示します。

日付用のテキスト・フィールドを使用できます。そのためには、形式を設定する必要があります。たとえば、生年月日を記録するテキスト・カスタム・フィールドを設定するとします。YYYY-MM-DD (1941-07-07)の形式を使用すると、年、月、日のコンセプトに応じた方法でテキストがソートされるため、年、月、日に基づいてテキスト文字列をソートできます。日付入力用の日付形式を表すデフォルト値(YYYY-MM-DD)やマスク(M#M#M#M#F-M#M#F-M#M#)を設定できます。

年に関係なく、月でソートする必要がある場合は、2つのカスタム・テキスト・フィールド(1つは年用、1つは月と日用)を作成する必要があります。たとえば、年フィールドのデフォルトはYYYY (M#M#M#M#)、月/日フィールドのデフォルトはMM-DD (マスクM#M#F1M#M#)とします。

ちなみに、日付の3要素(年月日)について、3つのカスタム・フィールドでそれぞれ定義することもできます。
 

カスタム・フィールドを追加するには:

  1. ナビゲーション・ペインで「環境設定」ボタンをクリックします。
  2. 「データベース」の下ある「カスタム」フィールドをダブルクリックします。コンテンツ・ペインにカスタム・フィールド・ツリーが表示されます。
  3. 左側のフレームで、「カスタム」フィールドの見出しをクリックし、リボン上の「新規」ボタンをクリックします。
  4. フィールド設定を構成します。
  5. 「保存」をクリックします。

重要:カスタム・フィールドを追加した際には、スタッフが使用する適切なワークスペースを編集、そのカスタム・フィールドを追加する必要があります。カスタム・フィールドは、自動的にはワークスペースに追加されません。



フィールドの構成

カスタム・フィールドを構成するときに、次のフィールドを設定します。

データ・タイプ:構成されるフィールドのタイプ(日付、日付/時刻、整数、メニュー、ラジオ、テキスト エリア、またはテキスト・フィールド)を指定します。

列名:データベースに表示されるフィールドの名前です。スペースや句読点は使用できず、また数字で始めることもできません。

インデックス化:データベースでこのフィールドにインデックスを作成するには、このボックスを選択します。

注意:カスタム・フィールドにおいてインデックスを作成する際は十分ご注意下さい。



名前:インタフェースのアドミン・ページおよびエンドユーザー・ページに実際に表示されるテキスト/プロンプトです。

ヒント:サイト訪問者に対する情報提供を支援することを目的とした追加テキストです。こちらを使用するとにより、そのフィールドについての簡単な説明や、フィールド入力例をサイト訪問者に示すことができます。

注意:「ヒント」フィールドには、最大4000文字まで追加できます。エンドユーザー・ページにカスタム・フィールドが表示される場合は、最初の280文字のみ表示されます。アドミン・ページからカスタム・フィールド上にマウスを置くと、「ヒント」フィールドに入力された全文が表示されます。バージョン8.2より以前では、「ヒント」フィールドに追加できる文字は最大40文字までです。


デフォルト値:デフォルト値(たとえばテキスト、整数、ドロップダウン・メニューにある項目、ラジオ・ボタン等について、デフォルト値を追加できます。フィールドが「必須」として設定されている場合は、デフォルト値が既にフィールド内に表示され、エンドユーザーまたはCSR (Consumer Service Representative)に質問の回答を強制することができます。

注意:デフォルト値は、データベースにコミットする前にデフォルト値を手動でオーバーライドする機会がある場合にのみ適用されます。たとえば、インシデント・カスタム・フィールドにデフォルト値が指定されている場合は、エンドユーザー・ページで編集可能である場合にのみ、フィールドに値が入力されます。受信した「質問をする」の送信については、フィールドがエンドユーザー・ページで編集可能な場合にのみ、デフォルト値がカスタム・フィールドに追加されます。フィールドをエンドユーザページで編集可能にしたくない場合には、フィールドを作成するときにフィールドの値を設定するワークフロー・ルールを設定します。

フィールドのサイズ:このフィールドは、「データ タイプ」が「整数」、「テキスト・フィールド」、または「テキスト エリア」である場合にのみ表示されます。このフィールドを使用して、フィールドの最大サイズを設定します。

必須:レコードを作成するときにフィールドに値を入力する必要がある場合は、「必須」ボックスにチェックを入れます。

注意:フィールドを必須に設定すると、指定されたデフォルト値がオーバーライドされます。「必須」ボックスにチェックを入れると、デフォルト値が表示されません。カスタマまたはスタッフ・メンバーは、その必須となっているカスタム・フィールドにオプションを選択するか値を入力する必要があります。

「必須」ボックスには、ワークスペースに追加されるときのカスタム・フィールドのデフォルト・プロパティを指定します。もともとワークスペースにおいては、あるワークスペースを使用する特定のスタッフについてフィールド入力が必須ではなくなるように、フィールドのプロパティを必須ではないように設定することもできます。

「必須」ボックスにチェックが入れられていない場合、スタッフが新規レコード上またはその編集時にフィールドに入力しなければならないように、特定のワークスペースにおいてのフィールド入力を必須にすることができます。

用途:テキスト・フィールドでのみ使用されます。フィールドがプレーン、URL、Eメール・アドレス、または電話番号のどれであるのかを指定できます。

プレーンテキスト: こちらのフィールドは、特別な形式または機能なしで表示されます。

URL: こちらのフィールドは、クリックするとブラウザで開くリンクとして表示されます。

Eメール・アドレス: スタッフがEメールを簡単に送信できるEメール・アドレスを値とします。

電話番号: 値は電話番号であり。

表示先:カスタム・フィールドが表示される場所およびフィールドを編集できる場所を示します。カスタム・フィールドの表示先設定の詳細については、Answer ID 1102: Visibility Options for Custom Fieldsを参照してください。

ノート:カスタム・フィールドに関するコメントを入力できます。


カスタム・フィールドの詳細については、ドキュメントを参照してください。Oracle B2C Service オンライン・ドキュメンテーション又はマニュアルにアクセスするには、Oracle B2C Serviceプロダクトのドキュメントをご覧ください。

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