カスタマがエンドユーザー・ページのあらゆる部分にアクセスする前にカスタマに登録およびログインするよう要求するには、どうすればよいですか。
環境:
Customer Portal (CP)
解決策:
エンドユーザー・ページをパスワード保護するように構成することで、訪問者がエンドユーザー・インタフェースのいかなる部分にアクセスする場合にもログインしなければならないようにすることができます。サイトをパスワード保護するための具体的なアプローチは、サイトで有効になっているエンドユーザー・ページ・セットに依存します。
カスタマ・ポータル・エンドユーザー・ページをパスワード保護するには、エンドユーザー・ファイルのメタ・タグを編集してlogin_required=”true”属性を含める必要があります。
これらのファイルへのパスは次のとおりです。/euf/development/views/pages/
./error.php
./home.php
./answers/detail.php
./answers/hier_popup.php
./answers/list.php
./answers/print.php
./utils/email_link.php
./utils/help_search.php
./utils/live.php
注意: utilsディレクトリでは、login_form.phpファイルにlogin_required="true"属性を付けないでください。これにより、ユーザーはログイン・ページにアクセスできます。
さらに、エンドユーザー・インタフェースからアカウントを作成できるようにするには、utilsフォルダのcreate_account.phpファイルにもlogin_required="true"属性を含めないようにします。こうすることで、新規ユーザーはページにアクセスして自分の新規アカウントを作成することができます。
ログインが必要なファイル: デフォルトでは、次のディレクトリにあるファイルはパスワード保護されているため、メタ・タグ内にlogin_required="true"属性が必要です。
ask.php
ask_confirm.php
utils/sla_required.php
utils/submit (password_changed.phpおよびprofile_updated.php
accountフォルダ内のすべてのファイル(questionsおよびnotifサブフォルダ内のファイルを含む)
CP_CONTACT_LOGIN_REQUIRED が有効化されている場合、login_required 属性 のこれらのページは保護されなくなり、ユーザーはログインする必要があります。又、アンサーに添付されている全てのファイルは保護され、添付ファイルへのURLが別のユーザーに転送される場合、その添付ファイルを見るために、ユーザーはログインする必要があります。
どのページにログインが必要かどうか login_required ページを使用して明確にする間、アンサーへのログインを必須としたい場合、CP_CONTACT_LOGIN_REQUIREDを有効化してください。
注意:CP_CONTACT_LOGIN_REQUIREDの値を変更する場合、開発ページへのみ影響があります。この設定値が本番環境に影響を与えるようにするためには、本番環境へのデプロイが必要となります。
追加の考慮事項
パス・スルー認証: 一部のサイトでは、Oracle B2C Serviceとは関係なくログイン機能が含まれています。つまり、サイトへの訪問者は、たとえOracle B2C Service以外のページにアクセスする場合であっても、とにかくログインする必要があります。これらのケースでは、サイト訪問者がWebサイトにログインした後、Oracle B2C Serviceアプリケーションに再びログインしなければならないということは、おそらく望まないでしょう。Oracle B2C Serviceを構成して初期ログイン情報をパス・スルーすることで、カスタマが1回だけログインすればよいようにすることが可能です。
このパス・スルー・ログイン機能をOracle B2C Serviceサイトに含めるには、パス・スルー認証 (PTA)を購入する必要があります。For more information on pricing and options, please contact your sales account manager.