Oracle B2C Service (OSvC)のサイトをアップグレードする際に、Connect Web Services for SOAP (CWSS)のバージョンもアップデートする必要はありますか?
環境:
Connect Web Services for SOAP (CWSS)
Oracle B2C Serviceのアップグレード
解決策:
Oracle B2C Serviceサイトのアップグレード実施時に、Connect Web Services for SOAP (CWSS)を同時にアップデートする必要はありません。逆に、Oracleでは本番サイトのアップグレード期間中に、Connectの別バージョンへの移行を実施することを推奨致しておりません。アップグレード実施時とは別の期間に、単独で移行すべきプロジェクトとなります。尚、CWSSはマネージドフレームワークに含まれた互換性のある機能である為、既存のCWSSのインテグレーションは変更を加えずとも、動作し続けます。
テスト目的で新規のCWSSインテグレーションをOracle B2C Serviceのアップグレードサイト上で作成する場合、WSDLが再バインドされ、特定のCWSS WSDLのバージョンを代わりに指定しない限り、最新バージョンWSDLがデフォルトとして使用されます。下記のURLを使用し、プロダクション・インスタンスで使用しているものと同じWSDLのバージョンを指定することをお勧め致します。
https://
WSDLのバージョンを指定しない場合、当該のインテグレーションは異なるバージョンのCWSS WSDLを使用し、インテグレーションが失敗する可能性があります。その際、本番サイトで使用されているWSDLのバージョンと、アップグレードサイトで使用されているWSDLのバージョンの意図的な相違を特定したエラーが出ます。
同様に、新規のWSDL(新たな要件を伴う)がアップグレード時に発見され、インテグレーションの失敗の原因となる可能性があるため、ダイナミック(動的)WSDLの生成はサポートされていません。
より詳しい情報につきましては、Connect Web Services for SOAPドキュメントの「WSDL Retrieval」セクションをご参照下さい。