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Oracle B2C Serviceアプリケーションによって受信されたEメールの発信元の判別
Answer ID 7525   |   Last Review Date 01/15/2020

Eメール・メッセージの発信元を判別するのに役立つEメール・メッセージの要素について教えてください。

環境:

E-mail Inbound

解決策:

Eメールの発信元と、Oracle B2C Serviceサイトに届いた方法およびその理由について調べるには、.msgファイル内のEメール・ヘッダーを見ると便利です。Eメール・ヘッダーには、メッセージの送信先が記載され、メッセージが各メール・サーバーを通過するときにたどった具体的なパスが記録されます。メッセージの経路を古い順にたどるには、ヘッダーの最後から逆方向に読んでいきます。

Eメール・ヘッダーをサイトのEメールに含めるには、環境設定EGW_SAVE_EMAIL_HEADERSを「yes」に設定する必要があります。

設定へのパス: ナビゲーション・エリアから構成設定を選択 > サイト構成 > 構成設定 > キー検索

構成エディタと設定の編集についての詳細情報は、こちらアンサーID7316:環境設定の編集



サイト内でヘッダーを表示する場合、インシデントのソースがEメールであれば、これまでのスレッドの青色タイトル・バーにある連絡先の名前の横にエンベロープ・アイコンが表示されます。


以下にサンプルのEメール・ヘッダーを示します。例示目的であるため、サーバーおよびEメール情報は「account@domain.com」のように一般化されています。また、ヘッダーは読みやすくするために切り捨てられています。下の例で、Receivedの行が最も役立ちます。上から見ていくと、これらはこのEメールを処理したEメール・サーバーでの受信を、最も新しいものから最も古いものの順に表しています。一番上のReceived行は、通常、Eメールの最終的な配信を実際に行ったマシンです。ヘッダーが偽造された可能性を示す1つの徴候は(一般的に偽装メッセージと言います)、「by hostname.domain」の部分がReceived行の「from hostname.domain」の部分と合致しないことです。

============================================
Return-Path:<account@domain.com>
Received: from mailserver1.aol.com (mailserver1.aol.com [server's IP Address])
by mailserver1l.aol.com ...
Sat, 13 Mar 2004 09:29:14 -0500
Received: from mailserver.domain.com (mailserver.domain.com [server's IP Address])
by mailserver1.aol.com ...
Sat, 13 Mar 2004 09:28:53 -0500
Received: from www.domain.com (server's IP Address)
by mail11b.verio-web.com (RS ver 1.0.91vs) ...
Sat, 13 Mar 2004 09:28:49 -0500 (EST)
Received:(from account@localhost)
by domain.com (8.12.9/8.12.9/Submit) ...
Sat, 13 Mar 2004 09:28:12 -0500 (EST)
(envelope-from account)
Date:Sat, 13 Mar 2004 09:28:12 -0500 (EST)
Message-Id:<200403131428.i2DESCDI039252@domain.com>
To: webmaster@domain.com
To: accoun@www.domain.com
From: account@domain.com
Content-Type: multipart/alternative; boundary=9RDKHg9Ub15H7
Subject:Your chance to get in on the bottom of an amazing company ...
============================================


このようなヘッダーの調査が必要だと思われるシナリオにはどのようなものがありますか。

送信メッセージ:

  • マーケティング アウトリーチ Eメールがカスタマに複数回送信された
  • Eメール(サービスまたは アウトリーチ )がカスタマに送信されたが、まったく送信されなかったか、カスタマが知らせた時刻に送信されなかったと思われる場合。例: 週末にかけて開催されるオンライン・イベントを告知するマーケティング アウトリーチ Eメールを送信したが、カスタマは月曜日にメールを受信した場合。
  • カスタマが受信したEメールはスパムのように見えるが、Oracle B2C Serviceから送信されたものである
  • カスタマから送信されたEメールが遅延したという報告が処理されてインシデントに入る。

受信Eメールでは次の場合があります。

  • EメールをOracle B2C Serviceに送信するための独自のメールボックスをホストする場合、.msgファイルのEメール・ヘッダーを表示すると便利です。このシナリオでは、メール管理者がSMTPトランザクションを調査してさらに情報を得る際にも便利です。

Eメール・ヘッダーの解釈に関して追加の質問があるか、詳細情報が必要な場合、組織内部のメール/ネットワーク管理チームにお問い合わせください。これに関する問題をトラブルシューティングする際に支援が必要な場合は、Ask Technical Support経由でインシデントをTechnical Supportに送信してください。サンプルの.msgファイルを必ず添付してください。

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