どのようにスタッフ・メンバーを構成し、スタッフ・アカウントの順序をソートしますか。
環境:
スタッフ・アカウントの追加と編集
Oracle B2C Service, 全バージョン
解決策:
「スタッフ・アカウント」テーブルを使用すると、アドミン・ページにアクセスする必要のあるスタッフ・メンバーを追加できます。
注意:スタッフ・メンバーを追加の時、プロファイルとナビゲーションセットの指定が必要になりますため、事前に作成しておくことをお勧めします。
スタッフアカウントを追加又は編集する時、ログイン情報を定義し、又チャットに表示するスタッフメンバーの名前とインシデントに対応するためのシグネチャを定義することができます。又、スタッフアカウント・エディタはデフォルトの国と通貨を入力するところでもあります。
追加手順
- 「環境設定」画面から、「スタッフ・マネジメント」を選択します。 次のいずれかを選択します。
- 「グループ別スタッフ・アカウント」
- 「マネージャ別スタッフ・アカウント」
- 「プロファイル別スタッフ・アカウント」 - 左側のフレームでグループ名を右クリックして、リボンから「新規作成」を選択します。
- スタッフ・メンバーごとに次を指定します。
アカウントエディタのそれぞれのフィールドについての詳細情報は、オンライン・ドキュメンテーションのスタッフ・アカウントの追加と編集をご覧ください。多くは以下に記載されています。
注意: 案件が有効になっている場合は、スタッフ・アカウントを追加するときに、「デフォルトの国」、「デフォルトの通貨」、および「テリトリ」の3つの追加フィールドがリストされます。
ユーザー名ユーザー名は、ログイン中に使用されるアカウントの一意の識別子を指定します。
姓名:姓名は、アドミン・ページからインシデントが表示される際に使用されます。
パスワード:スタッフ・メンバーのログイン・パスワードです。このページでは、パスワードが暗号化されます。
表示名:表示名は、インシデント回答またはライブ・チャット経由でエンドユーザーに送信または表示する通信に使用されます。これにより、一般名称のエージェントをカスタマ・サービス・エージェントなどのエンドユーザーとして識別できます。その他のスタッフ・メンバーには、アドミン・ページからインシデント・スレッドおよび「Assign To」ドロップダウン・メニューに姓名フィールド(Sally Johnson)が表示されます。
プロファイル:アカウントが属するプロファイルを指定します。 プロファイルは、ナビゲーションセットを関連付けて権限を定義するために使用されます。
電話番号:これには、スタッフ・メンバーの電話番号を指定します。
グループ アカウントが属するグループを指定します。グループを使用して、割当メニューでアカウントをカテゴリ分けします。
タイムゾーン:これには、様々なタイムゾーンで作業することのあるスタッフ・メンバーが使用するタイムゾーンを指定します。これにより、スタッフ・メンバーの場所に対応した正確な時刻を表示できます。SAME AS INTERFACEを選択した場合は、タイムゾーンがTZ_INTERFACE環境設定の値になります。
この設定は、スタッフ・プロファイルで「アドミン設定」、「インシデントの追加、更新」、「インシデントの回答送信」、「インシデントの削除」、または「SLAインスタンスの編集」 権限のいずれかが有効になっている場合は表示されません。この場合は、TZ_INTERFACE設定の値が使用されます。
合衆国本土では、タイムゾーン・オプションは次のとおりです。
EST5EDT -- 東部標準時
CST6CDT -- 中部標準時
MST7MDT -- 山地標準時
PST8PDT -- 太平洋標準時
- 使用される書式の詳細については、アンサー 7294: Oracle B2C Service CXでのタイム・ゾーンの設定を参照してください。
デフォルトの通貨:デフォルトの通貨は、アカウントに関連付ける通貨を指定します。
- 国:デフォルトの国は、サポート・コンソールで新規のインシデントまたは連絡先レコードの作成時に「連絡先」タブ上で事前選択されている国を指定します。
Eメール・アドレス:これには、スタッフ・メンバーのEメール・アドレスを指定します。管理レポートおよびEメール通知は、有効になっている場合にスタッフ・メンバーのこのアドレスに送信されます。このフィールドを空白のままにすると、スタッフ・メンバーはOracle B2C ServiceからEメール通知を受信しません。
Eメールの署名:このフィールドには、インシデント回答に追加できるスタッフ・メンバーの一意の署名を定義します。
無効:この機能を使用すると、スタッフ・メンバーが休暇、研修、病気などのために対応できない場合に、このスタッフ・メンバーをインシデントまたはアンサーの割当対象から、またはビューおよびレポート・メニューの表示から一時的に除外できます。「担当者」メニューでスタッフ・メンバーを有効から無効にできます。ルールによってスタッフ・メンバーに割り当てられたインシデントまたはアンサーについては、引き続きそのスタッフ・メンバーに項目が割り当てられることに注意してください。
スタッフ・メンバーがアドミン・コンソールにアクセスできないように、アカウントをロックすることもできます。「アカウントのロック」ボックスを選択します。
Eメール通知:送信されるEメール通知のタイプ、およびユーザーが受信する頻度を決定します。
S/MIME:このセクションでは、アカウント証明書に関連する公開証明書と秘密鍵の情報、および証明書に必要なインポート要件を指定します。 - スタッフ・アカウント用のカスタム・フィールドを構成した場合は、「詳細」タブをクリックしてカスタム・フィールドを設定します。
- 「保存」をクリックして、「スタッフ・アカウント - 編集」画面に戻ります。
グループ内のアカウントの順序を変更するには:
- ソートする必要のあるアカウントを開きます。
- アカウントのリボン上の表示セクションの「部門」ボタンをクリックします。
- アカウントの「次のグループのスタッフ:」セクションで、ソートする名前のいずれかをクリックします。
- スタッフ・メンバー・リストの右側にある上下のボタンをクリックして、スタッフメンバーを上下に移動します。
編集中のスタッフ・メンバーのグループに属しているすべてのスタッフ・メンバーの順序を調整できますが、他のグループを編集するには、編集する必要のあるグループに属している別のスタッフ・メンバーを開く必要があります。
グループ自体の順序を変更するには:
- アカウントを開きます。
- スタッフ・アカウントのグループ・メニューの横にある虫めがねをクリックします。
- アカウント・メニューが起動したら、順序を変更するグループのいずれかをクリックします。
- 右側にある上下の矢印をクリックして、順序を変更します。
- グループごとにこれを実行します(注意: 順序が適切になったときは、必ず、エージェントが割り当てられている元のグループをクリックして戻ります。そうでない場合、「OK」をクリックしても、スタッフ・メンバーのグループが変更されるだけです)。