同時に複数のレコードを編集するにはどのようにすればよいですか。
環境：
アナリティクス、ワークスペース、インライン編集
Oracle B2C Service、すべてのバージョン
解決策：
同時に複数のレコード(最高250)を変更するには、マルチ編集機能を使用できます。この機能を使用すれば、複数のインシデント、アンサー、連絡先レコードおよび組織レコードを、一度の編集で編集できます。その結果、データベースのコンテンツをより適切に管理できるようになります。
注意: サイトによっては、250のレコードのグループ全体を一度に編集できない場合があります。編集しているレコードの複雑さ、クライアント・マシン上のリソースの量、ネットワーク・トラフィックなど、250のレコード上限をさらに制約する他の要因が存在する可能性があります。
重要:プロファイルに削除権限が含まれているスタッフ・メンバーの場合は、マルチ編集機能で、複数のインシデント、連絡先、組織またはアンサーを削除することもできます。
複数のレコードを削除する場合は、特に注意してください。レコードを削除する場合、それらはデータベースから完全に取り除かれ、検索できなくなります。さらに、連絡先レコードを削除すれば、その連絡先が主要連絡先としてリストされているすべての販売案件とともに、関連付けられたインシデントもすべて削除されます。組織を削除すれば、すべての連絡先とそのインシデントおよび関連付けられた販売案件も削除されます。
レコードのタイプ
レコードをマルチ編集する場合、修正できるフィールドは、スタッフ・メンバーのプロファイルで指定されたマルチ編集ワークスペースで制御できます。管理者は、ここで複数のレコードについて編集できる特定のフィールドを追加または削除できます。
スタッフ・メンバーが使用しているワークスペースを特定するには、スタッフ・メンバーのアカウントを開き、そのスタッフ・プロファイルを特定します。続いてそのプロファイルを開き、関心のあるレコード・タイプをマルチ編集するためにどのワークスペースが使用されているかを特定します。
連絡先と組織:連絡先または組織のレコードでは、マルチ選択機能を使用して、メニューの値とラジオ・カスタム・フィールドを変更します。さらに、連絡先レコードでは、連絡先を有効または無効にし、連絡先タイプを変更できます。
アンサー:アンサーでは、マルチ選択機能を使用して、メニューとラジオ・カスタム・フィールドを設定できます。また、ステータス、およびアンサーが割り当てられるスタッフ・メンバーを変更でき、必要に応じてすべてのアンサーに内部ノートを追加できます。
インシデント:インシデントでは、メニューやラジオ・フィールドの他、インシデント・キュー、ステータスおよびそのインシデントが割り当てられるスタッフ・メンバーも変更できます。また、「カスタマ入力」、「回答」、「ノート」のフィールドにコンテンツを追加し、インシデントに対してリストされた連絡先に回答を送信できます。
案件:販売案件では、メニューとラジオ・カスタム・フィールドの他、「担当者」、「テリトリ」、「ステータス」、「営業戦略」、「セールス・ステージ」、「成約」および「成約予定日」のシステム・フィールドを含むサマリー情報も変更できます。
タスク:タスクでは、タスクに関連付けられた案件、組織、連絡先などの割当てを変更できます。さらに、期日、完了予定日、実際の完了日を編集できます。
複数のレコードの編集
- 適切なレポートで、マルチ編集するレコードのグループ(アンサー、インシデント、連絡先、組織、タスクなど)を検索します。編集するレコードが、レポートの検索結果にリストされます。
- より大きなグループから一部の項目を選択するには、[Ctrl]キーを押しながら、ビュー・グリッド内のレコードから編集する項目を個々に選択します。連続した項目リストを強調表示するには、リストの最初の項目をクリックし、[Shift]キーを押しながら最後の項目をクリックします。
- 右クリックして、「開く」または「編集」→「レコード」を選択して、編集する適切なタブとフィールドを選択します。
- 必要に応じてフィールドを編集します。
- 「保存」または「保存して閉じる」をクリックします。
リボンを使用した複数のレコードの編集
1.レポートでインライン編集を有効にして、Ctrlキーを押しながら各レコードを選択します。
2. [ホーム]タブをクリックします。
3.「選択範囲の編集」ボタンをクリックします。 メニューには、行内で編集可能なフィールドが表示されます。
a）注：インライン編集では、すべてのフィールドを使用できるわけではありません。
4.編集するフィールドを選択します。
5.必要に応じてフィールドを編集します。
6. [OK]ボタンをクリックして、選択したレコードに変更を適用します。
注意:レポートをワークスペースに挿入した場合、マルチ編集機能を使用する機能は存在しません。マルチ編集機能を使用できるようにするには、ナビゲーション・セットまたはアナリティクス・コンソールからレポートを実行する必要があります。
