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環境:
アナリティクス
現象:
「レポートで処理しているデータが多すぎます。」とのエラーが出てくる場合があります。
解決策:
事前スキャンが非常に大きくなると判断された場合、レポートのデータの処理量が多すぎるため、実行するにはさらにフィルタを追加し、レポートのスキャンの量を減らす必要があるという情報メッセージを受信します。詳細情報は、Answer ID 7542:レポートおよびコンソール・ビューのパフォーマンスの向上を参照してください。また、リボン内の分析ボタンを使用してレポートのパフォーマンスを確認できます。詳細情報は下記をご参照ください。
ボーダーラインレポート:レポートによって散発的にクエリ処理にあまりにも多くのデータメッセージを与えることがあります。つまり、レポートは時には結果を生成し、時には処理メッセージが表示されます。
多すぎるデータを引き出すかもしれないレポートは、数ヶ月又は数年の閾値であることもあります。そして、時にはデータ量が再び減少するまで、一つ又は2つ以上のテーブルへの入力によって閾値を超え、メッセージを生成することもあります。
つまり、レポートは変更されていなくても、インシデント、連絡先、組織、アンサーとトランザクションテーブルを含むデータベーステーブルのサイズは継続して増えています。その結果、レポート・クエリーは,過去の処理より大きなテーブルに対して処理している間、実行するのに時間がかかります。
原因:
レポートが初めて実行される時、最初にすることは、実際の結果を返すのにプリスキャンしなければいけない全てのデータの量を見積もることです。このプリスキャンの推定値は、データベースの保護を強化し、データベースからの一貫性と信頼性のある応答時間を確保するための安全チェックとして配置されています。又、お探しのデータを見つけるには、返されるデータよりもデータベースは生データをスキャンしなければなりません。
例えば、電話帳の中の名前を探す時、最初に名前を読まず、まずは適当な部分の電話帳を開き、名前を探し始め、前方又は後方に ジャンプする必要があるか見定めます。データベースも似たマナーであり、この予想はスキャンしなければならない行数を予想し、返される行数ではありません。
プリスキャンする際データが大き過ぎると判断された場合、レポートが処理するデータが大きすぎるとのメッセージが表示されるため、それを実行できるように複数のフィルタを追加し、レポートのスキャンを減らす必要があります。
データベース行のしきい値は、レポートに表示される結果セットを返すために分析できるデータベース行の最大数を決定します。異なるデータベースには異なるしきい値(最大結合サイズと呼ばれます)があります。 レポートは、カスタマーポータルのエンドユーザーページやConnect APIのいずれかを介して、製品の任意の部分から実行されます。レポートエクスプローラーからレポートを実行するときにプレスキャンで許可される量は、3つの可能な設定によって決まります。レポートが運用データベースまたはレプリケーションサーバー上にある場合、および/またはレポートが延期される場合
延期 - 200,000 オペレーショナル・データベース - 2,000,000 レポート・データベース - 5,000,000 注意:これらは必須の設定であり、変更できません。
分析機能でスキャンを予測:
これらのスキャンの予測は、レポート編集画面から分析ボタンを選択時に確認できます。詳細については、英語となりますが、Answer ID2844: Using the report analyzer with cutom reportsをご覧ください。分析を使用すると、レポートのパフォーマンス改善のために実行できる作業に関する推奨事項の一部も確認できます。
データソース:
レポートに使用するデータベースは、編集モードでレポート、「ホーム」タブの「プロパティ」セクションにある「オプション」ボタンの手順で変更できます。
レポート・データベース: レポート・データベースは、オペレーショナル・データベースの完全コピーですが、オペレーショナル・データベースを実行するには大きすぎるレポートを処理するように設計されています。このため、遅延が発生することがあります。小さいレポートの微細なデータまで必要な場合は、オペレーショナル・データベースを使用することをお薦めします。たとえば、未解決の現在のインシデントすべてをエージェントに示すレポートであるMyインシデントなどがあります。レポート・データベースは、エージェントが過去3カ月に作業したインシデントをすべてレポートする、過去3か月の「プロダクト別のインシデント」などの大きい履歴レポートに使用されます。 オペレーショナル・データベース: 少量のレポートから直近のデータが必要な場合は、オペレーショナル・データベースを使用することをお勧めします。たとえば、Myインシデント、My inbox、などのレポートは現時点での解決していないインシデントをエージェントが確認できます。
本件についての関連情報は、Answer ID 7541:異なるレポート・データベースの目的を教えてくださいを参照してください。