カスタム・フィールドを変更できるように、レコード・サイズをどのように最大限まで増やしますか。
環境:
非製品固有 - MySQL限定、カスタム・フィールド
問題:
新規カスタム・フィールドを追加したり、現在のカスタム・フィールドを編集したりできません。テーブル行の最大サイズを超えたことを示すエラーが表示されます。「次のテーブルの行数が最大許容数を超えています。」
又は
カスタムオブジェクトを変更することも、新しいオブジェクトを作成することもできません。 テーブルが最大行サイズを超えたというエラーが表示されます。
又は
"以下のテーブルは最大行サイズを超えています。"
解決策:
新しいバージョンのOracle B2C Serviceアプリケーションは、カスタム・フィールドの使用を段階的に削減し、カスタム・オブジェクトの使用に置き換えられるように設計されています。アプリケーションのパフォーマンスをより詳細に調整し、APIの実装を軽量化するために、コア・テーブル行のサイズが32Kバイトに制限されています。
このサイズの制限は、すべてのカスタムフィールドの合計と、カスタムオブジェクト属性に対する保留中の変更の合計です。カスタムフィールドが大きすぎる場合は、カスタムオブジェクトを変更できないことがあります。
カスタム・フィールドを使用する古いモデルでは、カスタム・フィールドがテーブル内の大部分のレコードでほとんど使用されないため、非効率的であることが判明しました。多くの場合、カスタム・フィールドは複数のフォルダにグループ化されるため、レコードごとにすべてのフィールドにデータが入力されることは少なくなります。カスタム・フィールドの方法論では、使用されるかどうかに関係なく、レコードごとに、これらのすべてのフィールドにテーブル・スペースが割り当てられます。
一方、新しいカスタム・オブジェクトの方法論では、これらのデータ項目を格納するための新しいテーブル(オブジェクト)をデータベースに作成でき、データが存在する場合にのみ、そのテーブルに行が追加されます。カスタム・オブジェクトの行は、共通キー(通常はopportunity_id、contact_id、incident_idなど)によってインシデント行に結合され、テーブルとカスタム・オブジェクトとの間に親関係が定義されます。
さらに、カスタム・オブジェクトでは、アプリケーションのワークフロー機能をさらに有効活用することが可能となります。ワークフローを使用すると、膨大な数のタブやサブタブを含む巨大なインシデント・ワークスペースを作成するのではなく、インシデントの作成プロセスに応じた特定のワークスペースを作成できます。各ワークスペース間のパスまたはフローはデシジョン・ポイントに従わせることことができるため、必要に応じてカスタム・オブジェクトに関連するワークスペースを統合できます。カスタムオブジェクトに切り替えた場合でも、同じ行サイズの制限が適用されます。
現在、機能制限(ビジネスルールとCPMへのエクスポージャー)のため、カスタムフィールドをカスタムオブジェクトで完全に置き換えることができない場合があります。ただし、カスタム・オブジェクトの使用をカスタム・フィールドの使用よりも優先させるために、ビジネス・プロセスを評価することを強くお勧めします。このようにして、その後のカスタムフィールドの使用は、可能な限り合理化され効率的になります。Oracle コンサルティング・チームは、補助的なデータの格納にカスタム・オブジェクトを採用し、ビジネス・プロセスの機能をより効率的するサポートをしまておりす。客様がコンサルティング・チームとご要望について詳しく相談できる場を設けるお手伝いをしております。
さらにサポートが必要な場合は、「質問をする」ページから質問を送信してください https://cx.rightnow.com/app/ask。