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Oracle B2C Serviceサービスのウイルス・スキャン機能とEメール保護機能
Answer ID 7701   |   Last Review Date 03/01/2022

Eメール・システムを不正利用から保護するために、Oracle B2C Serviceにはどのような保護機能が備わっていますか。

環境:

全てのバージョン
Oracle B2C Service

解決策:

Oracle B2C Serviceは、クラウド・コンピューティングの安全性を高めています。コンピュータ・ウイルスは絶え間ない脅威となっており、Oracle B2C Serviceは予防措置を行って、感染ファイルからカスタマを保護しています。

ウイルス・スキャン

Oracle B2C Serviceホストのメールボックス:  Oracle B2C Serviceサーバーでホストされるすべてのメールボックスに対し、自動ウイルス・フィルタリングが実施されます。Oracle B2C Serviceが設定したポリシーは次のとおりです。

システムに送信されたEメールでウイルスとして検知されたものはすべて拒否され、「550 Permanent Failure」のメッセージが表示されます。このシナリオでは、システムにEメールを送信しようとしたメール・サーバーに、Eメールの発信者に通知する責任があります。


Oracle B2C Serviceホストしないメールボックス:社外にホストされるカスタマでは、使用しているメールボックスにウイルス・フィルタリングを実施することを推奨いたします。時に感染されたメールは次のメールを受信することをブロックしますので、感染メールが削除されるまで次のメールをプロセスしません。

リテラル形式の拡張子のアルファベット順で並べられた簡潔なリストについては、http://www.isi.edu/in-notes/iana/assignments/media-typesを参照してください。

ウイルス更新およびインターネットのセキュリティ問題の詳細は、http://www.cert.org/のCERT® Coordination Center Webサイトにアクセスしてください。

 

「質問をする」送信と添付ファイル:ホストされるカスタマでは、カスタマ・ポータル、APIまたはチャットからOracle B2C Serviceのクラウドに送信されるすべての添付ファイルに対し、自動ウイルス・フィルタリングが実施されます。Oracle B2C Serviceでは、確実な感染ファイル排除に尽力していますが、すべて捕捉するとは保証できません。このため、それぞれ個人が独自のアンチウイルス対策も継続し、安全なコンピューティングを実施することをお薦めします。

添付ファイルを開くことができない:添付ファイルをクリックしたが、プログラムがファイルを開けなかった場合、ファイルにウイルスが含まれている可能性があります。テキスト・エディタを使用してファイルを開いてみてください。ウイルス関連のノートがある場合、読み進めてください。

感染した添付ファイルを処理する方法:受信した添付ファイルが感染していると特定された場合、感染したファイルは削除されます。ウイルスが検出されたためにファイルが削除されたことを通知するテキスト・フレーズを含む別のファイルが(元のファイル名と同じ拡張子で)挿入されます。テキストを表示するには、テキスト・エディタでファイルを開くだけです。添付ファイルが誤ってウイルスと認識されたと思われる場合は、RightNowカスタマ・ケアに問い合わせてサポートを受けてください。


Eメール・フィルタリング

スパム・フィルタリングは、Oracle B2C Serviceでホストされるサービス・メールボックスで利用できます。Oracle B2C Service Outreachメールボックスはフィルタリングの対象にはなりません。

スパム・フィルタリングの詳細は、アンサーID11717: 新しいスパム検疫の管理を参照してください。

 

その他のEメール・フィルタリング

Oracle B2C ServiceのtechmailユーティリティはEメールを解析し、メッセージのヘッダー内でバルクEメールの優先順位設定を確認し、デフォルトで、このフラグに一致するあらゆるメッセージを破棄します。バルクEメールの優先順位は、ほぼすべてのバルク・メール・サーバーで設定されているフラグです。Oracle B2C Serviceがホストするカスタマでは、メールボックスの「バルク・メッセージの削除」がデフォルトで有効になっており、これがこのプロセスを制御します。ただし、まれにスパムの発信者がそのメール・サーバーでこのフラグを無効することがあるので、このようなメッセージが通過してしまうことがあります。

 

「バルク・メッセージの削除」機能に加えて、2つの破棄オプションがあり、添付ファイルのタイプのブロックに役立ちます。「サービス・メールボックス」構成内の「MIMEタイプによる破棄」と「ファイル形式による破棄」の2つの個別のフィールドを使用して、メールボックスに送信されたメールから作成されたインシデントには添付されないファイルのタイプを指定できます。

  1. MIMEタイプによる破棄:MIME形式(タイプ/サブタイプ)で受け入れない添付ファイルのタイプのリストを入力します。主要なMIME形式は、アプリケーション、音声、イメージ、メッセージ、モデル、マルチパート、テキストおよびビデオです。カンマでリスト内のエントリを区切ります。アスタリスク(*)を使用して任意の文字に一致させることができます。たとえば、MPEGビデオ添付ファイル、GIFイメージおよびすべての音声フォーマットを除外するには、video/mpeg, image/gif, audio/*を使用します。
  2. ファイル形式による破棄:ファイル名拡張子に基づいて、受け入れない添付ファイルのタイプのリストを入力します。カンマでリスト内のエントリを区切ります。特定のファイル名を指定することも、アスタリスク(*)を使用して任意の文字に一致させることもできます。たとえば、すべての実行可能ファイル、スクリーン・セーバーおよびworm.vbsというタイトルのスクリプトを除外するには、*.exe, *.scr, worm.vbs, *.pif, *.doc, *.piを使用します。


Oracle B2C Serviceでのメールボックスの構成の詳細は、アンサーID7240: Oracle B2C Serviceでのメールボックスの設定を参照してください。

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