カスタム・レポートを構成するときに、トランザクション・テーブルから追加できるフィールドは何ですか。
環境:
アナリティクス
解決策:
カスタム・レポートを構成するときに使用可能なトランザクション・フィールドは、レコードの監査ログを表示するときに一覧表示される情報に相当します。 たとえば、インシデントの監査ログを表示すると、トランザクションに「インシデントの割当先」、「インシデントの転送先」、または「回答の送信先」アクションが含まれます。
監査ログ/トランザクションは、特定のレコードに関連付けられたアクションの履歴です。これにはレコードの保存、レコードの再割当、または回答の送信(インシデントの場合)が含まれます。各トランザクションには、日付と時刻、トランザクションのタイプ、およびアクションを実行したユーザーが含まれます。
注意: ma_transテーブルには、 アウトリーチ・モジュール からの送信メーリングに関連付けられたトランザクションが含まれます。このフィールドをカスタム・レポートに追加するときに、テーブルを右クリックして選択すると、「データ辞書」セクションまたは「Table Instances」セクションに「マーケティング・アクティビティ」テーブルとして一覧表示されます。
テーブルとフィールドの説明
トランザクション・テーブルに含まれるフィールドおよび値の説明については、オンライン・ドキュメントに一覧表示されています。
Oracle B2C Serviceマニュアルとオンラインドキュメンテーションへアクセスするには、Oracle B2C Service プロダクトのドキュメント をご参照ください。
カスタム・レポート
トランザクション・フィールドを使用すると、カスタム・レポートを非常に柔軟に定義できます。トランザクション・フィールドおよびその値についてよく理解するには、様々なフィールドが一覧表示される単純なレポートを生成してみてください。
注意:お客様のビジネスニーズに応じたカスタム・レポートを作成する際に支援が必要な場合には、ソリューション・デザイン・センターのスタッフが支援を提供できます。For more information on pricing and options, please contact your sales account manager.
基本的なレポートから、選択基準として追加のトランザクション・フィールド、または検索基準とレポート出力のいずれかとしてインシデントの追加を試してみます。一般に、「トランザクションの作成日」フィルタを短期間の範囲(数時間など)にしてレコード数を比較的小さい数に制限すると、カスタム・レポートの適切な動作が保証されます。
例: 特定の時間枠内に作成されたインシデント用、または特定の時間範囲内(前の日や前の時間)に作成されたトランザクション用に、単純なレポートを作成できます。この例では、インシデント用のトランザクション・レポートを作成します。トランザクションの作成日フィールドに実行時フィルタを含めることによって、このレポートで返されるデータ量を制御できます。
データ・セット/テーブル・インスタンス
インシデント・テーブルの追加とトランザクション・テーブルの結合
実行時に選択可能なフィルタ
名前: trans (または任意に付けた名前)
式:「トランザクション」→「作成日」
演算子: between
値: 特定の範囲または1時間または1日に対応する相対的な日付範囲を定義します。
レポート出力列
「インシデント」→「リファレンス番号」
「トランザクション」→「作成日」
「トランザクション」→「タイプ」
「トランザクション」→「アカウントID」
「トランザクション」→「説明」
「トランザクション」→「属性1」
「トランザクション」→「属性2」
「トランザクション」→「属性3」
結果順序列
前述の出力列のいずれか
同様に、メイリング・トランザクションを再確認するため、ma_transテーブルを連絡先テーブルに結合する単純なレポートを作成してから、キャンペーンIDまたはメーリングIDに基づいてフィルタを追加することもできます。
テーブル・インスタンス
連絡先テーブルの追加とマーケティング・アクティビティ(ma_trans)テーブルの結合
実行時に選択可能なフィルタ
名前: campID (またはmail_ID)
式: 「マーケティング・アクティビティ」→「キャンペーンID」(または「アウトバウンドメールID」)
演算子: in list
値: 特定のキャンペーンまたは送信メーリングを選択します。
レポート出力列
「連絡先」→「氏名」
「トランザクション」→「作成日」
「トランザクション」→「タイプ」
「トランザクション」→「アカウントID」
「トランザクション」→「説明」
「トランザクション」→「属性1」
「トランザクション」→「属性2」
「トランザクション」→「属性3」
結果順序列
前述の出力列のいずれか