本番サイトのカットオーバーが実施される際、どのOracle B2C Service機能が使用出来ない状態になるのでしょうか?
環境:
、リリースアップデート
解決策:
カットオーバー実施時および準備期間中、一部のOracle B2C Service機能が停止します。これにより、アップデートの不具合の原因となり得る変更を、一時的に加えることが出来ない状態となります。これらの機能は、カットオーバー完了後に使用可能になります。
カットオーバーの7日前:
カスタムオブジェクトをデプロイすることが出来ない状態となります。詳細は下記アンサーをご参照下さい。
アンサーID6187:カスタム・オブジェクトのデプロイメント・エラー・メッセージ
また、問題発生の原因となりますので、この期間中(7日間)は新規カスタムフィールドの追加をお控え下さい。
カットオーバーの24時間前:
オラクルナレッジ・クラウド・サービス(OKCS)のコンテンツ処理およびインデックス化を実行するユーティリティが停止します。
カットオーバーの8時間前:
ユーティリティ「agedatabase」が一時停止します。影響を受ける機能については、下記アンサーをご参照下さい。
アンサー7288:Oracle B2C Serviceに含まれるユーティリティ
また、注意を促すメッセージは表示されませんが、File Syncによるコピーの対象とはならないため、CPファイルの変更は行わないで下さい。
アンサー9667:Oracle B2C Serviceアップデート用のFile Sync
カットオーバーの1-1時間半前:
カスタムプロセス(CPM)が停止します(Oracle B2C Service 17A以降のバージョンが対象)。
カットオーバー終了後:
ユーティリティの遅れが設定されている場合、全てのユーティリティは指定の時間が経過するまで停止された状態となります。全てのユーティリティが起動し、データのプロセスが開始されるまでには、追加で30分程の時間を要する可能性があることをご考慮下さい。
アンサー8167:カットオーバー後のユーティリティの遅れについて
チャットはダウンタイム終了後も30分ほどオフラインとなります。
オラクルナレッジ・クラウド・サービス(OKCS) 及びIntelligent Advisorはダウンタイム終了後も1時間ほどオフラインとなります。
カットオーバーの24時間後:
リリースアップデートのポスト・プロセス実行中は、カスタムオブジェクトのデプロイが出来ない状態となります。プロセスに要する時間はデータベースのサイズやアップデート前後のバージョン間にどの程度差があるかによって異なります。